47都道府県を妄想放浪中のまっさんです
コロナウイルスにより、妄想ではなく仮想現実(VR)の世界が急速に進歩しそうですね
VRならば疫病など気にせず、行きたい所へ行ける
しかし、わたしは景色を自分の眼でみたい
終息を願う日々なのです
と、言う事で続きです
今回は関東〜甲信越です
東京
京都が西にあるのに対し、「東の京」と言う事
浜松町(はままつちょう)
1696年、遠州浜松出身の権兵衛が名主となり、町名が久右衛門町から芝浜松町に変更され、芝浜松町一丁目から四丁目が成立した
これが由来と思われる
ただ、権兵衛の名字が不明
両国(りょうごく)
江戸時代、武蔵国と下総国の国境が隅田川だった
そこに架けられていた大橋が両方の国をまたいでいたため「両国」となった
王子(おうじ)
若王子権現の社(現王子神社)があったことからついた地名である
八王子(はちおうじ)
牛頭天王(ごずてんのう)と8人の王子(八王子)をまつる信仰の広がりの中で、八王子神社や八王子権現社(ごんげんしゃ)が建立され地名として定着した
三軒茶屋(さんげんぢゃや)
大山道と登戸道の分岐するところに「しがらき」、「角屋」、「田中屋」の三軒の茶屋が並んでいたことに由来する
神奈川県
この地を流れる川は水源が分からないことから、「上がない川」と呼ばれ、それがいつしか「かな川」になったという
鵠沼(くげぬま)
鵠(くぐい)とは白鳥の古名で、かつてこの辺りには沼が多くあり、鵠が多く飛来していたといわれている
平塚(ひらつか)
東国に下向していた桓武天皇3代の孫、高見王の娘政子が天安元年(857)2月25日にこの地で没し、そのひつぎを埋めて塚を作ったところ塚の上が平らであったことから「平塚」の地名が起こったとする
川崎(かわさき)
「川」は多摩川を、「崎」はデルタ(三角州)を指しているのだそう
そこに「多摩川」の意味で「川」がついたのが川崎市の「川崎」、つまり多摩川が作った河口のデルタ地帯という意味
関内(かんない)
横浜市にある関内という名前の由来は、吉田橋に設置されていた関門の内側にあったからだと言われ、関門の内側を関内と呼び、外側を関外と呼びましたが、現在は関内の呼び名だけが残りました
山梨県
バラ科ナシ属の「ヤマナシ」という木が多いことからという説が通説となっており、奈良時代には既に「山梨郡」として見られると言う事です
韮崎(にらさき)
長く伸びる七里岩がニラ(韮)の葉のように見え、その先端(崎)に宿場町が位置しているから、あるいはニラの群生地であったことに由来
塩山(えんざん)
「四方から見える山」が意味で「しほうのやま」が「しおのやま」になり音読みになったとされる
甲府(こうふ)
「甲斐の府中」の意味です
府中とは、国の政治・経済・文化の中心地という意味があります
「甲府」という名称が定着したのは、近世になってからのようです
笛吹(ふえふき)
笛吹市と言う所があるが、笛吹川に由来する
この笛吹川の由来が昔、親孝行の権三郎という子どもが母親と住んでおり、村人たちは笛の上手なこの子どもを「笛吹権三郎」と呼んでいました
しかし、ある年の夏の大洪水で親子は流され、母親が行方不明になってしまったのです
権三郎は母親の好きだった笛を吹きながら、必死に川を探していましたが、疲れ果てた権三郎も川に落ちてしまい、亡くなってしまいました
権三郎は村人たちに手厚く葬られましたが、川の音が笛の音のように聞こえることから、笛吹川と呼ばれるようになったそうです
長野県
地名は文字通り「長い野」の意味で、善光寺平(長野盆地)が長い傾斜地であることから、善光寺平の原野は「長野」と呼ばれた
善光寺の影響力が凄い
安曇野(あずみの)
古代にこの地に移住してきた海人族・安曇氏に由来するという説がある
真田(さなだ)
「春に苗を植える」という意味の「早苗田」が起源
戦国時代に活躍した真田一族の拠点
松本(まつもと)
通説では武田氏の侵攻により落ち延びたかつての信濃守護職・小笠原長時の三男小笠原貞慶 が1582年に旧領を回復した際に「待つ事久しくして本懐を遂ぐ」と述懐し改名したとされる(小笠原氏は長らく信濃府中奪還という本懐を抱いており、それが叶ったことから、待つ本懐を→松本懐→松本 と略され松本となった)
白馬(はくば)
農作業の代掻き(しろかき)が始まる頃、山肌の現れる馬の雪形から「代馬(しろうま)岳」と呼ばれ、それがいつしか白馬岳に変わったといわれる
新潟県
信濃川と亜賀野川の河口の中州に新しく形成された潟湖から「新しい潟」の意味で「新潟」となった
新発田(しばた)
一般的に「しばた」は「柴田」のイメージ
新潟は「新発田」なのか?戦国武将も「新発田家」っていますよね
アイヌ語で「鮭のとれる場所」を意味する「シビタ」に由来のようです
魚沼(うおぬま)
鮭(イオ)が遡上する地で、かつて伊乎乃(イオノ)と呼ばれていたことによる
親不知(おやしらず)
北陸道の難所で断崖と波が険しいため、親は子を、子は親を省みることができない程に険しい道であることが由来
糸魚川(いといかわ)
トビウオ科の淡水魚「イトヨ」のことを「糸魚」とも言うが、この魚がいたことに由来する
糸魚川と言う川は存在しません
最後に
これまで分かった事は、「地名の由来は、はっきりとわかっていない」と言う事です
地名を調べていくと、「説がある」「伝わる」「言われている」などの表現がとても多いのです
こんな不確かな事を調べて何になるのだ
そう考えると「この企画は無駄じゃないか? 」と、さえ思えてしまいました
しかし、この際 無駄でも良い
沖縄まで行きますよ
次回、「北陸〜東海編」