こんにちは
ミュージックはもっぱら聞く側のミユウジツク菊川です
みなさん、「はらぺこカマキリ」をご存知でしょうか?
ほとんどの方が「はらぺこ」と言ったら「はらぺこあおむし」が思い浮かぶ事でしょう
「はらぺこあおむし」は1969年にアメリカで出版された幼児向けの絵本です
はらぺこカマキリ
「はらぺこカマキリ」動画はこちらです⇩おかあさんといっしょ はらぺこカマキリ
カマキリ先生とは
カマキリ先生は昆虫に人生の全てを捧げている、知る人ぞ知る昆虫マニアです
昆虫好きが生じて、Eテレで昆虫番組を持ってしまうくらい昆虫が好きなのです
昆虫界の「魚くん」と言っても過言ではありません
いや、それは失礼だ
そんな、子供達が憧れる昆虫マスターの作詞した曲が、注目を浴びない訳がありません
カマキリ先生は一時期、土下座でお馴染みの「大和田常務」としても活躍していました
(それ以外にも大活躍です)
Eテレでは不定期の放送でしたが、番組では今まで知らなかった昆虫の生体も知る事ができます
見逃した方はこちらから⇩(虫嫌いはNG)
番組ではカマキリなうえに「お母さん」と呼ばれ、設定が訳わかりません
「はらぺこカマキリ」の何が良いのか
話題となった「はらぺこカマキリ」は保育園や幼稚園のお遊戯でも使われています
うちの子の保育園でも、音楽発表会で「はらぺこカマキリ」の劇をやっています
何がそんなに良いのか?
ベストセラーの「はらぺこあおむし」とは行動が全然違うのです
「はらぺこあおむし」は月曜日から始まり、その後1週間とにかく食べています
特に土曜日は、人間以上にバカみたいに食べます
その結果、腹痛に襲われます
一方、「はらぺこカマキリ」は動くものが大好き(好物)
アリ、ハチ、セミなどの小型の虫を見つけ食べようとします
しかし、「はらぺこカマキリ」は躊躇するのです
他の虫達も一生懸命生きている、やっぱり食べれない
結局「はらぺこカマキリ」は食べずに「はらぺこ」の道を選びます
肉食が獲物の気持ちを考えるなんて、前代未聞ではないでしょうか
この歌で、子供達に他人の気持ちを考える「思いやり」を教えているのだと思います
日本人らしいと言えば、日本人らしい歌詞ですね
人類が全てこの様な考え方になれば争い事もなくなるはずです
ところで、何故かうちの子は
「うごくもーの、だいすきっ」
の歌詞の部分を
「うごくもーの、大臣っ」
と唄っていました…
動くものは全て大臣なのです
絵本にもなっています
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