神出鬼没まっさんです。
先日、日本の文化である家紋を調べてみました。
海外にも「紋章」はありますが、日本の家紋とは少し意味合いが違います。
家紋は日本独自の文化と言えるでしょう。
この他にも日本ならではの文化ってありませんか?
普通に生活していると、気が付かない事が多いです。
しかし、皆さん家に帰ったらまず、玄関で何をしますか?
当然ながら靴を脱ぎますよね?
日本に住んでいる日本人なら当然の事です。
友人の家へ遊びに行って、土足で上がる人は、怒られます。
学校や会社でも室内は靴を脱いで、スリッパや室内履きに履き替えます。
そもそも何故でしょう?
当たり前すぎて考えた事もありませんでした。
日本以外にも靴を脱ぐ習慣はあるのでしょうか?
日本以外の靴を脱ぐ国
靴を脱ぐ習慣は日本だけなのか?
こちら調べてみると、そんな事はありませんでした。
北欧、北米の寒い国や、アジア全体では、インド、タイ、韓国、台湾、ベトナム、フィリピン、マレーシア、シンガポール、インドネシア、ラオス、カンボジア、パキスタン、ミャンマー、ブータン、バングラデシュ、カザフスタン、中国など多くの地域で靴を脱ぐ習慣が見られるそうです。
どうでしょう?
理由までは調べていませんが、意外と多い印象です。
特にアジアが多いですね。
日本で靴を脱ぐ理由
ここで本題です。
何故日本は室内で靴を脱ぐのか?
調べてみると、いくつかの説がありました。
1、汚れる
日本の高温多湿な気候が理由だと言われています。
雨が多く湿度が高い、昔は舗装されている道路も少なく、履物が泥だらけになっている場合に、そのまま上がれば汚れて仕方ありません。
寒い国は雪でブーツが汚れるため脱ぐと考えられているようです。
2、蒸れる
気候が高温多湿のため、靴の中が蒸れやすい。
その結果、 臭いがキツくなったり、水虫になったりします。
もしかしたら、同じく高温多湿のアジアも同じ理由なのかもしれません。
3、家の造り
日本は高温多湿な気候のため、縁の下を作らねば床が湿気てしまうから、必然的に外と家の中には段差ができる。
この段差ゆえに「家に上がる」という表現もされるのだ。この「上がる」こそが、靴を脱ぐ理由の一つと考えられています。
4、神道
日本神道の神職は「浅沓(あさぐつ)」と呼ばれる履物をはいているが、ご祈祷などで拝殿に上がる際には、前を向いたまま脱ぐのが決まりとなっている。
これは後ろを向いて脱ぐと、本殿にいらっしゃる神様にお尻を向けてしまうし、前を向いて脱ぎ、向きを変えるために履物に触れると、せっかく清めた手が汚れてしまうからだという。
地面に触れないかかとの部分に触れるのも避けるのは、靴は汚れたものだという意識があるからだろう。
汚れているからこそ、結界の外に置いてこなければならない。
一般家庭だと、玄関がその役割です。
土足で入ってもいい「たたき」と、家の中に入る段差部分にあたる「上がり框(かまち)」があります。
この「たたき」が結界の外と言う事ですね。
最後に
以上が調べた結果です。
やはり、高温多湿の気候が、靴脱ぎ文化と密接な関係でしょうか。
しかし、玄関の仕組みを考えると、日本の神事も関係していそうだ。
つかり結論から言うと、
分かりません。
確かに日本は靴の中が蒸れます。
私なんて、車の運転も脱ぎたくなります。
一つだけ言えるのは、日本は100年後も靴を脱いでいると、思います。
信じるか信じないかは…
アナタ次第!!