安倍元総理が射殺された事により、注目されるようになった「旧統一教会」
この旧統一教会と同じく注目されるようになったのが「宗教2世問題」
ほとんどの日本人が、仏教や神道だと思います。
しかしこれらの2世は「宗教2世」とは呼ばないそうです。
あくまでも特定の新興宗教の信者から生まれた子供を「宗教2世」と呼ぶそうです。
ところで、この宗教2世は一体何が問題なのでしょう?
自分の妻が「宗教2世」です。
身近である問題だと思うことをお話してきます。
子供に選択権がない
2世信者が、1番可愛そうで、ツラいのが、「選択肢」がないと言うことでしょう。
親達は、他の宗教にも触れて、自分から入信したわけです。
しかし、2世の場合「他宗教はサタン」だと教え込まれて育つため、新興宗教一択の道しかありません。
ちなみに妻の「エ○バの証人」は、脱退した人間とは口を聞きかないそうです。
これが例え親子でもそうするらしいです。
さらに聖書が人生の教科書のため、これに従います。
お祝い事の禁止、婚前交渉の禁止、偶像崇拝禁止、武道禁止、ギャンブル禁止、合掌禁止(手を合わしていただきますができません)輸血禁止など、
校歌なんかも歌うの禁止らしいです。
このように数え切れないほどの禁止事項があります。
同じ宗教のコミュニティでしか交流をしないです。
子供会や自治会の交流をしないため、宗教以外の友達や知人は皆無に等しいです。
同じ教会へ通う子供は知っていても、2世達の「リアル友達」の事はよく知らないのが現状でしょう。
これらの事により、普段の生活の選択肢も減っていきます。
子供は親がいないと生きていけないので、
内心は「教えが間違っている」と思っていても
「親を裏切りたくない」と思うわけです。
この葛藤の末に、登校拒否やうつ病なんかになってしまう方もいるそうです。
悩む事すらなく、教えを信じきっていて、一遍の曇りもない2世もいますけどね。
そういう方に教えの疑問や矛盾をツッコんでも「聖書に書いてあるからです」としか答えられません。
脱会できたとしても、すぐに変われない
もし、2世から脱却できても、それで解決するわけではありません。
2世の子達は物心つく頃より「世の中はサタンの誘惑で溢れている」と教えられ、洗脳されています。
教えに反することをする事に罪悪感が生まれるのです。
このため、脱会できたとしても、洗脳との戦いとなるのです。
聖書の教えに沿って生きてきたので、本当の自分の考えや意見がでないのです。
偶像崇拝が禁止なので、他宗教のお葬式や、お墓参りなどをした事がありません。
偶像崇拝は例えですが、本来親が教える事を知らずに育ったわけです。
今までできなかったことを教えてくれる人間がいないと、脱会後の社会復帰に苦労しそうです。
最後に
このように宗教2世は様々な問題を抱えているのです。
今回、銃撃事件がきっかけで宗教2世が注目されました。
しかし、時間とともに人々の記憶から薄れていくことでしょう。
どうか、皆さん心の片隅にこのような問題があることを忘れないでください。
うちの奥さんは実の母親が生きている限り、呪縛から解放されないと思います。
そしてもう一つ、政治と宗教のズブズブな関係が明るみに出ました。
明るみに出たと言うより、暗黙の了解だったのか?
元々、ここの政党↓は、ズブズブでしたね。
ズブズブと言うより学会の一部ですか?
若い頃、学会の経営者の会社に務めていましたが、選挙のたびに公明党が演説に来ましたよ。
このタイミングで去就を表明されるそうで。
先日のニュースで
「公明党の山口代表は、自民党に対し最終的にどう対応するのか、国民に分かりやすく説明するよう求めました。」
とありましたが、
全然説得力がないように感じるのはわたしだけでしょうか?