こんにちは
旅する、神出鬼没のまっさんです
島根県の観光スポットをまわって来ました
しかし、島根県にどうしても来たかった最大の理由は、ある美術館へ行く事だったのです
2003年から連続「ミシュラン・グリーンガイド・ジャパン」で「三つ星」掲載されている美術館
足立美術館
入館料大人 2300円
大学生 1800円
高校生 1000円
小中学生 500円
創館者は地元出身の足立全康
ここ足立美術館は 日本画と日本庭園の融合というコンセプトで建てられ、美しい日本庭園で広く知られる美術館です
広大な日本庭園を生で鑑賞できます
庭園以外にも横山大観を始めとし、足立全康が、生涯をかけてかき集めた絵画や美術品が鑑賞することができます
ガイドブックと写真を照らし合わせながら解説していきます
歓迎の庭
美術館の入り口、左側にある庭
入館しなくてもこの庭は見る事ができます
苔庭
杉苔を主体とした京風の庭園
特に秋は苔の上に紅葉が紅の絨毯を敷きつめ素晴らしい色彩となる
左奥に見えるのが茶室「環翠庵」
枯山水庭
足立美術館の主庭
枯山水庭とは白砂で水を表現している
これだけ広大な敷地だが、美術館の外からは見えないのが不思議だった
館内の窓がそのまま生の額絵となるのも足立美術館の特徴
(音楽は関係ありません)
亀鶴の滝
背景の亀鶴山にある人工の滝
画像を拡大して探してみてください
昭和53年に開館8周年を記念して開瀑したそうです
池庭
一般的に日本庭園の池は川や海の姿、 州浜や荒磯の姿を表すと言う自然への憧憬が秘められているそうです
護岸の線の美しさ、石組みの妙、または心や水などの文字を表現している
ここの池は周囲の庭との対比と洋風的な建物との調和を考え、和洋折衷の新しい感覚で造られた庭
白砂青松庭
白砂の海岸に大小の青松がリズミカルに配置されている
横山大観の名作「白砂青松」の持つ清澄なイメージを日本庭園で表現するために造られた庭
1番当初の造園だった為か、現在では採石できない名石が数多く使われているそうです
(音楽は関係ありません)
生の掛け軸
美術館の窓枠が額絵になっていると言いました
それとは別に「生の掛け軸」を見れる部屋があります
しかし、残念ながら手持ちのスマホやタブレットでは上手く撮ることが出来ません
部屋には入れませんが何度も設定を変えて撮影してみます
上手く行きません
更に、人が掛け軸に入り込んでしまいました
ガイドブックの画像をお借りします
肉眼だとこの様に見える訳です
この日ほど一眼レフが欲しいと思った事はありませんでした
まとめ
夢にまで見た「足立美術館」
ヨーロッパなどの建造物も良いですが日本も負けていません
日頃の疲れ切った体と汚れた心を癒やしてもらえた気がします
1時間でも2時間でも「ボーッと」椅子に座って眺めていたかったです
日本庭園は撮影OKですがその他の美術館はNGです
足立美術館に対する口コミを見ていると、こんな口コミがありました
「入館料が高すぎる」
そう思うなら行かなければよい
「庭が管理しすぎで自然ぽさがない」
そもそも、庭園でそこにはない物を表現しているので管理しなければただの雑木林
「お客さんのマナーが悪い」
たしかに、美術館で大声や走り回ったりするのは厳禁です
わたしも海外の美術館で「靴の足音」を注意された事があります
この口コミの方が見たのは「雑談しながら飲み物を飲む」お客さんがいたそうです
悪く書かれている事も多いですが、わたしはとても感動しました
春夏秋冬、全ての日本庭園を眺めてみたいです
島根県の旅はこれにておしまい