ブログ名、捨てました

興味ある事が多すぎて書きたいことが定まらないので、ブログ名は捨てました

運送業、初年度の年収は!?

神出鬼没のまっさんです。

運送業に転職して1年以上が経過しました。

タイミングが悪い事に、転職直後に某国で未知のウイルスが発見されました。

そしてまさかのまさかで、このウイルスが世界を一変させる事になり、現在に至ります。

そこでコロナ禍の中で転職1年目の年収はどの程度だったのか?

じっくり下さいお伝えしたいと思います。 

 

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サービス業務

運送会社すべて同じではないと思いますが、賃金の発生しない業務があります。

今から説明する業務は、定時の時間外ですが、時間外手当てが付きません。

サービス業務です。

 

始業前の車両点検

毎日、始業前に行うのが、車両点検です。

ホイールナットの緩みとタイヤのパンクを金槌で叩いて確認します。

その他、ヘッドライト、ハザードなど、電装系の点灯を確認します。

終わったら点検表にチェックを入れます。

 

身体点検

トラックだけではなく、毎日自分の身体も点検します。

血圧を測り、アルコールチェック。

コロナウイルスが蔓延してからは、体温測定です。

アルコールと体温は、同僚や上司に確認してもらい、その人がチェック表に記入します。

 

配車表のチェック

毎朝、荷主から配車表がでてきます。

今の職場は、毎日必ず行くルート配送と、不定期で入る単発の仕事の、2種類があります。

ルート配送は県内OR隣県で、単発の仕事は長距離がメインです。

こちらも始業前に配送表を見ながら配送先の確認、それから配送の順番とルート(道順)を自分で考える事になります。

 

荷物の積み下ろしの手伝い

自分の業務が終了していたが、同僚が積み下ろしをしている場合、暗黙の了解で手伝いをする。

この時、定時の時間を過ぎていても残業代は貰えません。

逆に自分が積み下ろしをしている時は手伝ってくれます。

「お互い様」の精神です。

結局、積み下ろしをしている当人は残業代が付きますが、手伝う人間は貰えないのです。

 

 

その他、配送以外の業務

配送先や配送方法が、納品先によって違うため、作業手順表を作成して、どのドライバーが配送しても、できるだけ同じやり方になる様にしています。

この様な「事務作業」は残業代が付きません。

そのかわり、作成した資料を会社に申告すると、ポイントとして付加され、

『ポイント×1000円』となります。

他には、定期的に受ける「運送講習」や「車両の調子が悪く、メーカーに持って行く」など、サービス業務です。

 

これら全て、真面目な日本人だから通用するのでしょう。

サービス業務やサービス残業は、日本では当たり前ですが、海外からすれば異常かもしれません。

外国人は無賃労働10分でも嫌がりますね。

 

 

ボーナス

運送業の全てとは言えませんが、ボーナスが少なかったり、ボーナス自体がない会社もあります。

現在の職場も多少でますが、年間で1.5〜2ヶ月分程度です。

これが意外とキツイ。

ローンでボーナス払いができない。

たまたま車のローンが終わっていたのでラッキーでした。

知り合いでトレーラーのドライバーがいますが、月収手取り50万でボーナスは0だそうです。

 

 

これらを踏まえた年収は?

どうでしょう?サービス業務が多いと感じましたか?

しかし逆に、配送中の待機時間や渋滞にはまって帰りが遅くなっても残業代が貰えます。

運転中は、ラジオを聴いたり、好きな音楽を聴いたりできるので気が楽です。

 

これらを踏まえた年収は、

400万程度でした。

 

しかし、最初の4ヶ月は見習いだったため、その間の月収が少なかったです。

ですので今年の年収はもう少し上がると思いますが、500万以上は見込めないと思います。

3t〜4tのドライバーはこのくらいが限界でしょう。

運送業でこれ以上の収入を求めるなら、国家資格の「運行管理者」の取得や、大型やトレーラーの運転手を目指すしかないです。

しかし、今の職場は基本的に土日祝休みです。(土曜は月1〜2回出勤)

製造業に比べると年間休日は減っているはずですが、増えた様な錯覚に陥っています。

さらに、ほぼ17時前後には帰宅していますので、アフターファイブが充実しすぎています。

何よりドライバーはマイペースで仕事ができるので、気持ちに余裕ができます。

 

運送業へ転職したタイミングでコロナウイルスが流行りました。

ですが、仕事への影響ほとんどありませんでした。

ネットで購入する事が多くなり、逆に宅配業者は忙しくなりましたね。

宅配便は1日100件とか普通らしいです。

そのせいか、クロ○コヤマトをよく見かけますがいつも急いでいます。

宅配業者は歩合だと思ので、頑張れば、私の仕事より収入は良いのかもしれません。

 

 

最後に 

今年の年収を見てみないとハッキリとは言えませんが、私の年齢の平均年収が500万くらいですので、平均よりも低い結果となりました。

うちの場合は共働きですが、一人で家族を養っていくには少々心細い収入です。

しかし、コロナウイルスの影響をほとんど受ける事なく働けています。

配送していると1日もアッと言う間に終わります。

トラックの免許制度が細かくなり、ドライバーは高齢化が酷いので、おそらく今後も仕事が減る事はないでしょう。

私の場合、出掛けるのが好きで、目的地までのルートを考えるのも好きで、道を覚えるのも好きなので、趣味の延長みたいな感じになってしまっています。

学歴も関係ないので、トラックドライバーになりたければ、大卒だと勿体ないですね。

基本的に片道300km以上が長距離扱いですが、1日中同じ格好をしているので、腰や膝に負担がかかります。

自分は腰より膝が痛くなります。

別の運送会社のドライバーと話す機会もありますが、

「1週間かけて九州から北海道行って九州帰る」

「トラックの走行距離メーターが190万km超えた」

など、ぶっ飛んだ話を聞いたりします。

 

何よりドライバーをしていて、とにかく辛いのが睡魔との戦いです。

特に浜松=名古屋間の東名高速道路。往復で200kmちょっとで、景色も変わらず見慣れています。この区間でボス級の睡魔が襲ってきます。

私は、、ガム、音楽、熱唱、PrimeVIDEOなどの武器を駆使して戦います。

戦いは五分五分。今だに倒しきれていません。

とにかくドライバーは免許が命なので、今年も無事故無違反で頑張りたいと思います。