ブログ名、捨てました

興味ある事が多すぎて書きたいことが定まらないので、ブログ名は捨てました

用水路に突っ込みました。

秋雨前線の停滞により九州を中心に各地で凄い雨です。

皆さんのお住まいは大丈夫でしょうか?

ただでさえ、気分が沈みやすい天気なのに、さらにドン底に落ちる事態を起こしてしまいました。

事故を起こしてしまったのです。

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事故発生

事故を起こした日、自宅から5キロほどの所に用事のため車を走らせました。

時間は夜20時頃です。

強い雨が降っていて視界も悪い状況でした。

なぜか、その日に限って来た道ではなく別の道で帰りました。

それが間違えでした。

 

数分後こうなりました。

 

⬇⬇⬇

 

 

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(イメージ画像)

 

唯一の救いは単独の自動車事故だった事です。

相手がいなくて何よりでした。

そもそも、なぜこんな事になってしまったのでしょうか。

 

 

 

事故の原因

先程も言いましたが、事故の当時は、夜で豪雨でした。

そして、通った事のない薄暗い道です。

 

家の方向へ帰るため、高速道路のガードをくぐり、左折をしました。

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画像を見てもらうと分かりますが、左側用水路が通っています。

直線にはガードレールがありますが、交差点部分の用水路にはガードレールがありません。

 

左折した先に民家がありますが、視界で見える限り、

「塀の辺りまで道路だろう」と、

勝手に思い込みました。

 

そして、左側の用水路を注意しながら、大回り気味に左折しました。

 

しかし、これが罠でした。

 

 

民家の塀の横は用水路でした。

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大回りしていたので、気付いた時にはすでに遅し。

前輪の右タイヤが落ち、ハンドルが取られ、そのまま右後輪も落ちていきました。

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(イメージ画像 実際は右側)

 

 

人間の無力さを思い知る

用水路に突っ込み、車が45度傾きました。

しかし左折中だったのでスピードは出ていませんでした。

おかげで体は無事でした。

 

今回の場合、運転席側が落ちたので右側のドアが用水路によってふさがれ開きません。

助手席側のドアも、上に向けて開けなければなりません。

これが思った以上にキツイ。

運転席から助手席に登りながら、乗用車の重いドアを開くのは至難の業です。

さらに雨も降ってますからね。

ドアを開けれても、開けながら脱出するには、自分一人の力では難しい。

実質、車に閉じ込められてしまいました。

もはや人力では、成すすべなし。 

 

 

保険会社に連絡

今回の事故で、まず最初にどこに連絡すべきか悩みました。

怪我をしている訳ではないので、救急は違う。

 

単独事故で、人気のない道です。

交通の妨げになっている訳でもないので、警察も違うかな?

 

とにかくわたしは閉じ込められています。

車を上げてもらわないと話にならない。

任意保険で「ロードアシスタンスサービス(レッカー特約)」がある事を認識していましたので、保険会社に連絡しました。

 

 

 

1時間閉じ込められる

保険会社に連絡し、事故の発生と状況を説明します。

そして、保険の内容と詳細を説明されます。

正直「早く助けて!」と思いながら聞きいていましたが、話が長い。

「閉じ込められているので」と訴え、早めにレッカーの手配をしてもらうため電話を切ります。

しばらくして、レッカー業者さんから連絡がきました。

詳しい場所と状況を聞かれ、

「30分〜40分後に到着します」

と言われました。

 

結局、第一報からレッカー到着まで1時間。

傾いた車内で、助けを待ちます。

 

暑い。

 

しかし窓を開けると雨が入ってくる。

エンジンを掛けても、ガソリンがみるみる減っていく。 

「もしかして、ガソリタンクに穴があいたか!?」

しかし、確認しようがない。

エンジン切り、心を無にし、待ちました。

 

途中、近所のおばあさんが、

「大丈夫かぁ?」

と様子を見に来てくれました。

気持ちはありがたいですが、ドアを少し開くのがやっとです。

この状況で、おばあさんに助けてもらうには力不足です。

「怪我はないので大丈夫です。レッカーももうじき来ます。」

と伝え、申し訳無いですが去ってもらいました。

 

ラッキーだったのは、大雨にも関わらず、用水路の水が少なかった事でしょうか。

水が多かったら運転席水没していましたね。

 

 

救出される

用水路に落ちて1時間後、ようやくレッカーが到着。

とりあえず車から出してもらいました。

さすがにこの時は、レッカー業者の方が仏様に見えました。

 

その後、業者の方に、

「保険を使うなら、事故証明が必要になるので警察に連絡してください」

と言われました。

 

確かにそうですね。

自分自身、自動車事故が20年ぶりでしたので、そこまで頭が回りませんでした。

 

すぐに警察を呼びました。

10分ほどで来てくれましたが、まず最初に飲酒運転を疑われます。

そりゃそうだ。車が用水路に突っ込んでいたら、自分が警察官でも飲酒を疑います。

息をハァーとやり、事故の詳細と状況を説明します。

 

そこで言われたのが、

「今回、相手方は用水路を管理する役所になります。」

「用水路の破損の有無に関わらず、連絡だけは御自分でおねがいします。」 

なるほど。

確かにそうですね。

用水路は何ともなさそうですが、後日役所に連絡する事にします。 

 

ここで一旦冷静になり、車体を見てみる。

右側は全体的にベッコリ凹んでいる。

幸いな事に腹下は無傷だ。

先程、ガソリンが漏れている?と思ったが、そうではなく、車体が傾いたためガソリンの燃料計が狂ったようです。

 

警察官が見守る中、作業を開始してもらい、無事に車も救出してもらいました。

ありがたやありがたや。

まじで車両保険入っといて良かったー。

 

ボディはボコボコですが、車自体は動いたので自走して帰れそうです。

そもそも、お盆期間で、車屋さんは連休です。

とりあえずボコボコのまま自宅に置いておきます。

レッカー業者、警察官にお礼を言い、ようやく帰路に着きました。

事故発生から2時間が経過していました。

 

 

最後に

今回の事故は、

・天気が悪く視界も悪い中で、不慣れで薄暗い道を走った。

・「道があるだろう」と言う思い込み。

この2つが原因で事故を起こしてしまいました。

 

後から思いましたが、単独事故で良かった。

人を巻き込んでいたら、シャレになりません。

スピードも出ていなくて良かった。

50〜60km/hで用水路に突っ込んでいたら、車も体も、この程度ではすまなかったでしょう。

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「閉じ込められて、水に浸かっていたら」と考えると、恐ろしい。

ガラスも割れず、車のボディだけで済んだのはラッキーだったのか。

 

最近、任意保険に入らない人が多いです。

事故をして修理費を請求しても

「そんなお金、払えない」

などと言い、踏み倒すそうです。

人様に怪我させても同じ事を言うのでしょうか?

 

せめて、相手方だけでも補償できるように保険に入っておくのが、自動車を運転する人の義務ではないでしょうか。