こんにちは、まっさんです。
過去記事の更新になります。
乗り物が好きで、乗り物の本を良く読みます。
(講談社 moveなど)
お恥ずかしいながら、40歳間近にして、初めて知る車両ばかりなのです。
これは皆さんにもお伝えしなければならない!
その勝手な思いで記事を書いているのです。
今回、ご紹介するのは普段は見かける事のない特殊車両です。
生涯見る事がないかもしれない、レア車です。
爆発物処理車
爆発物処理車は爆発物処理班により処理・回収された爆発物を最終処分場まで搬送する車両です。
運転席の前が盾になっていて2本のアームを使いながら、不審物を目で確認しながら作業します。
万が一、爆発した時の為に、運転席の前方は盾の様になっています。
兄弟車でアームが一本のタイプもあります。
この車両を見ていると、
あのアニメのこのロボットを連想するのはわたしだけ?
高性能救助車 (ウニモグ)
高性能救助車は普通の車が走れない場所を走れるので、災害現場などで救助活動を行っています。
グリルを見てもらえば分かりますがメルセデス・ベンツのオフロード。
水深1.2mまで走ることができるそうです。
乗用タイプから半重機タイプまで、ラインナップが豊富です。
日本では警察や高速道路の会社など、色々な用途で活躍中。
価格は2000万から。愛車に「マイバッハ」ではなく「ウニモグ」を選択しても、ナウいのではないでしょうか。
空港用化学消防車
空港用化学消防車は航空事故に備えて空港に配備される化学消防車。
大量の水槽と強力な放水の土台となる車両です。
これはすごい。
この車両、オーストリアのローゼンバウアーと言う会社が製造しています。
飛行機の機内で火災が起きた際、先端にドリルが付いていて、飛行機の機体に穴を開けることができます。
そして、そこから機内に向けて、放水するのです。
こちらは国産の化学消防車。
モリタの「空港用化学車(MAF-60A)」は、約34秒で80km/hまで加速し、車両総重量が24tを超えるにもかかわらず最高速度115km/時以上を誇ります。このため、一速く事故現場へ急行し、積載された6,100Lの水槽と400Lの薬液槽によって、到着後すぐに消火活動を開始することが可能だそうです。
レッドサラマンダー
日本でたった一台しかないこの車両。
近年、地震や豪雨といった自然災害における救助活動要請が多くなり、その活動形態に応じて消防救助車両に求められる役割も多様化しています。「Red Salamander(レッドサラマンダー)」は、荒地やぬかるみ、坂路、溝などの不整地や瓦礫や土砂が堆積した場所でも走行することが可能で、様々な災害現場への人員・物資輸送、救助活動で活躍が期待される特殊車両だそうです。
唯一の1台が、愛知県岡崎市消防本部に配備されています。
理由としては岡崎市は日本の中間に近く、災害があった場合、東日本西日本両方カバーできるためです。
前4人、後6人乗る事ができます。
輸送の際は、
この様に専用のトレーラーに載せて運搬します。
消救車
消防と救急の2つの機能を兼ね備えた車両があります。
消防車の出動頻度に比べて、よく駆り出される救急車の運用効率化を図り、消火と救急の両方の機能を持つ車を配備することを目指して作られた車である。2台買うよりは若干安いが、両方の機能を持つ車両は法令上も想定外だったこともあり、効率的に運用できるかどうかはこれからの課題です。
救急車が足りない現代では、ひじょうに合理的だと思いますが、法の問題もあり普及していないようです。
このように後ろは救急車、
側面にホースを積んでいます。
サイレンはどうなっているのか?
こちらは横が救急で後ろが消防タイプ。
最後に
主に災害や事故で活躍する特殊な車両でした。
イベントなどで、働く車が大集合している事があります。
わたしも子供を連れて何度か訪れましたが、今回の車両は1台も見た事ありません。
見かけたら撮影間違いなし。
中でも、日本で1台しか配備されていないレッドサラマンダーは激レアです。
価格は約1億1千万。
「夢のマイホーム」、ではなく「夢のレッドサラマンダー」なんていかが?
それでは、また。