みなさん、こんにちは。
体は大人!頭脳は子供!迷える中年!「迷中年子男(めいちゅうねんこなん)」です。
またの名を、まっさんです。
先日、どうしても欲しい物があり、買ってしまいました。
溶接機です。
半自動溶接とは?
一般的な半自動溶接機は通常のアーク溶接と違い、ワイヤーを使います。
↓この用なワイヤーを本体にセットするわけです。
アーク溶接は溶接棒が手持ち花火くらいの長さになっていて、短くなったら交換しなければなりませんが、半自動はレバーを握ればワイヤーが出てくるので交換の必要がなく効率が良いのです。
しかし半自動溶接機はガスが必要になります。
危険なので自宅にガスボンベを置いておくわけにはいきません。
そのガスがある事によって化学反応を起こさせ、溶け込みが深くなり、尚かつ見栄えが良くなるそうです。
ところが、今はノンガスで溶接できる溶接機があるのでそちらに注目してみました。
ノンガス半自動溶接
ノンガス半自動溶接機は、ガスが必要ないです。
その代わりに通常の半自動溶接機より特殊なワイヤーが必要になります。
「フラックス入り」と表示されている物がノンガス用ですが「フラックス」が何なのか知りません。
おそらくですが通常、半自動溶接のガスの役目はシールドになるので「フラックス」はその代わりとなる物が含まれているのでしょう。
ワイヤーの値段もフラックス入りタイプの方が高いです。
今回購入した「MIG130ノンガス半自動機」はネットで1〜2万円で購入できます。
さらに200Vではなく、一般家庭で使える100V仕様です。
DIYで少し溶接するくらいには「もってこい」ではないでしょうか。
半自動溶接機MIG130-100Vを準備する
さっそく準備をしてみます。
残念ながら使用方法の説明書はついていませんでした。
分からない場合はネットなどで調べるしかないです。
本体から出ているコードは3本。
左からトーチ、アース、コンセント。
アースを対象物や定盤などに挟み、電気を通る状態にする事で溶接が可能になります。
電気の力でトーチから出てくるワイヤーを溶かすイメージでしょうか。
(素人見解)
まだコンセントはささないほうが良いでしょう。
本体の蓋を開けます。
ワイヤーをセットし、左側のベアリングの部分のロックを外します。
ベアリングの部分が回転してワイヤーを送るわけです。
ワイヤーの先端が曲がっていると入らないのでニッパーなどでカットしてください。
こんな感じてワイヤーを手で送りながら通して、いきます。
トーチのコードはなるべく真っ直ぐにした方がワイヤーが進みやすいです。
ある程度進んだら、コンセントをさします。
トーチのレバーを握ってみましょう。
このようにトーチの先にワイヤーが送られてくれば成功です。
出過ぎたワイヤーはニッパーなどでカットします。
付属の面も組み立てます
かなり簡単な造りですが無いよりはマシでしょう。
実戦
ところで私の溶接歴(工業科卒)ですが…
前職で、半自動溶接、TIG溶接、ガス溶断を教えてもらう。
手頃な端材がなかったのでメッキのかかったプレートで試してみましょう。
塗装やメッキの表面処理をしてあると上手く溶接できません。
しかし鉄は錆びやすいので表面処理せざるをえないのです。
溶接するならば表面を軽く削る方が良いでしょう。
しかし、早く試したいのでお構いなしでやってみます。
おぉぉ
全然うまくいかん
適当な生材を探してこよう。
溶接の注意点
初歩的な注意点です。
アーク光
溶接の際にでる光、これを直視していると目が焼けてしまいます。
面やサングラスを使用してください。
熱
溶接はとにかく熱いので火傷に注意。
フライや天ぷらを揚げている時のように飛び散ってきます。
最低でも革手袋は必要でしょう。
ビニールなどはすぐに溶けてしまいます。
材質
鉄用のワイヤーでステンレスはくっつきません。
磁石が近づけてくっつかなければステンレスです。
もちろんアルミも磁石はくっつきません。
アルミは鉄やステンに比べると圧倒的に軽くて柔らかい。
一般的にアルミはTIG溶接ですかね。
わたしレベルになるとヤスリで材料の角を削ってみると材質がわかるのです。
(ドヤ顔)
ノンガス半自動溶接機MIG130
この溶接機は電源を入れた時点で常時通電しておりますのでレバーを握らなくても火花が飛びます。
最初は知らなかったのでビックリしました。
さあ、あなたもDIYでレッツトライ !