わたしはライダー歴が22年です
(イメージ画)
気付けば人生の半分以上はバイクにのっているのです
(それはいいすぎ)
これまで原付から大型まで10台以上乗り換えてきましたが、YAMAHAの「RZ」と言うバイクは手放さず18年ほど乗り続けています
その愛車が2ヶ月入院、そして退院して初のツーリングへ行きました
しかし、そこでトラブル続出
今回、マフラーと車体を繋ぐステーの溶接が外れました
分かりにくいですが、〇の所です
エンジンからマフラーが繋がっているだけで、ブランブラン状態のまま何とか帰ってこれました
しかしバイクの修理をしてくれるバイク屋さんは多いですが、溶接までやってくれる所は少ないのです
すぐに直してくれる所も見つからず、せっかちなわたしは
「自分で直そう」 と思ったのです
そしてある日、夜中に仕事が終わり、溶接をコッソリ会社でやってみました
それが見事に失敗、マフラーに穴が開いてしまう
たまたまいた後輩にステーの仮止めをしてもらい、穴もふさいでもらい、助けてもらいました
失敗が悔しくて格安溶接機を購入↓
マフラー修理のリベンジします
マフラーを取り外す
ほとんどのバイクのマフラーはエンジンにボルト二本、車体にボルト一本で止まっていて、マフラーが二本ならボルトは倍の六本になります
とりあえず車体に装着したまま仮溶接していますが、外さない事にはしっかり溶接できません
取り外しました
遠いと何が悪いのか分かりませんのでアップします
千切れたステーの仮止めと穴を埋めてもらった痕です
埋めてもらったのは真ん中辺りです
チャンバー(膨らみ部分)はかなり薄いので穴があきやすい
溶接の火の強さには注意しなければいけない
こちら裏側はステーが完全に浮いている
溶接前に叩いて隙間を小さくしておく
マフラーとステーを溶接する
最初に鉄板で練習
100Vの為か、腕がない為か分からないがビートが細い気がする
これをそのまま、ステーとマフラーにやれば良いだけ、きっと楽勝だ
そう、思い込みながらやってみた
仮止めしてあった場所を延長
白っぽい部分が 今、溶接した部分
裏側も溶接していきます
ビートが下手さを物語っている
本来なら塗装は剥がしたほうが良いのです
しかし、自分の物だと妥協してしまう
溶接する前と後で並べてみましょう
(左before 右after)


こちらも下手ですが隙間はなくなりました


溶接の後はビート部分に覆いかぶさったスラグ(皮みたいな物)をチッピングハンマー(ハンマーの先に超硬がついている)で叩いて、ワイヤーブラシでこすります
すると綺麗なシルバーが出てきます
その後、缶スプレーの耐熱ブラックを吹いて完了
溶接をやっている人から見ればすぐに素人の仕業だと分かるでしょう
しかし、上手だろうが下手だろうがマフラーが落ちなければ良いのです
自分にそう言い聞かせて元に戻します
これで一つのトラブルは解決できました
しかし、問題はこれだけではありません
次の課題
走行中にここのロッドが外れてしまいました
外した物がこちら
ネジ部が3〜4山潰れてしまっています
これが原因で外れてしまったのです
通常のネジは右に回すと締まっていきますが、厄介な事にこちらは左回しに締まっていく「逆ネジ」と言われる物です
純正品ではない為、代替品を探すのも一苦労
バイク用品店を探すだけ探してこよう
なければ他の手を考えなければいけない
今回はここまでです