中年多趣味のまっさんです。
シルバーウィークで沢山の人が外出したようですね。
しかし、医療従事者や教育関係者など、今も不要な外出禁止の方達が沢山います。
そんな方達がいるおかげで、安心して暮らせていると言う事を忘れないでください。
我が家も、お家で過ごす時間が長い為に、先日アクアリウムを復活しました。
アクアリウムは、意外と奥が深く、水質が安定するまで多くの魚達が犠牲になります。
細かい話をすると、水のpHの違いやバクテリアなどが少ないと水質が悪化しやすいのです。
さらに魚類は大きく分けると「海水魚」「淡水魚」「汽水魚」がいます。
海水魚は水に塩を混ぜなければなりません。
アクアリウムを始める第一歩は、魚を飼う前に「水を作る」事です。
ただ、水槽内に魚を入れず水草だけでもアクアリウム。
しかし、せっかく用意したなら、魚を入れて泳ぐ姿を見たいですよね。
今回のタイトルにもある「熱帯魚」とは、一般的に「淡水魚」の事を指します。
その淡水魚の中でも比較的安価で丈夫で、水質の試しや慣らしに使われる可愛そうな淡水魚の紹介です。
グッピー
グッピーは熱帯魚の王道とも言えるでしょう。
雄は立派な背びれと尾びれをしていますが、雌は地味。
個体によって色や模様が変わります。
成長してもそこまで大きくなりません。
値段も安く、丈夫なため、初心者でも飼いやすいです。
と言いつつ、わたしもこれまで何十匹と飼いましたが、ヒレがボロボロになる「尾腐れ病」になってしまい、長生きしませんでした。
ネオンテトラ
テトラも色々な種類がいますが、中でもネオンテトラが安価で丈夫です。
小柄で水槽を泳ぎ回る事もないので、まさに鑑賞にはもってこいの魚でしょう。
1〜2匹で飼うより、10匹くらい入れた方が水槽の見栄えが良いです。
1匹50〜100円で売られている事が多いです。
ネオンテトラとは相性が良く、飼い始めて10年経過しても2匹が生きています。
「ネオンテトラ食いたい。」
間違ってもこんな事は、考えないでくださいね。
エンゼルフィッシュ
こちらも熱帯魚の代名詞と言える魚でしょう。
肉食で何でも食べるので飼いやすい。
ただ、15〜20cmに成長するため、水槽もある程度の大きさでなければ厳しいです。
「いきなり5匹飼う」なんて事はやめましょう。
大食漢で糞も多く、水も汚れやすい。
口に入る小魚は食べてしまうのでテトラなどと混泳は避けましょう。
と言いつつ、わたしは飼った事はありませんがね。
赤コリドラス
コリドラスはナマズの仲間です。
このコリドラスは頭でっかちが特徴で、160種類以上いるそうです。
水中を泳ぎ回るのではなく、水底にいます。
口も下向きに付いているため、底に落ちている物を食べます。
群れで動くので、見ていて面白い。
コリドラスは大きくならず、最大でも10cmほどで、中でも「赤コリドラス」「青コリドラス」と言われる個体が安価で飼いやすいです。
(青コリドラス)
オトシンクルス
オトシンクルスはナマズの仲間です。
コリドラスと違って口が吸盤状になっていて水槽に貼り付きます。
オトシンクルスは、その吸盤の口を使い水槽内の苔や藻を食べるのです。
大きくなっても10cm程度で、水槽のお掃除屋さんとして活躍します。
しかし、逆にオトシンの食べれる藻や苔を維持するのは難しい。
万が一のために、人工餌の餌付けをした方が良いです。
わたしは過去に何匹か飼いましたが、長生きさせてあげれませんでした。
最後に
お店で見かける事が多く、手頃なお値段の熱帯魚でした。
中には混泳が難しい個体もいるので、店員さんに聞く事をオススメします。
最後にアクアリウムを始める場合は以下の事に、気を付けましょう。
1、調理して食べない
あくまでも鑑賞目的です。食べる目的は「養殖」となります。
Aquacultureではなく、Aquarium。
2、大型魚は買わない
小さめで売っている魚でも、成長すると1m超える魚もいます。
代表的なので良く売られているのが、アロワナ、アリゲーターガー、レッドテールキャット、淡水エイなどです。
大きくなりすぎて、川や池に放流する人もいます。
大型魚は、確かに見栄えも良くカッコいいです。
しかし飼うのは大変です。
大型の水槽が置ける土地と、餌代が苦にならない、お金持ちだけにしておきましょう。
3、餌を与え過ぎない
餌を入れすぎると、水は濁り、食べきれない餌が腐り、強烈に匂いを放ちます。
さらに魚達も、食べすぎて、糞が増え、水質悪化の手助けとなります。
成魚になった後は1日に一回与えれば充分でしょう。
カラフルでフレーク状の餌は美味しそうですが、ご飯にフリカケしないで下さい。