コロナウイルスの中で始まった東京オリンピックですが、予想以上に日本選手の活躍が目立っています。
オリンピックを見て、スポーツを始めようと思う方もいるのではないでしょうか?
数あるスポーツの中でも、ある程度の年齢からでも始める事ができる「卓球」についてお話いたします。
卓球ルール
卓球のルールは日本卓球協会より拝借致しました。
・1ゲーム11点制。 10-10以降は2点差がつくまで
・1ゲームごとに「チェンジエンド」
・4ゲーム(または3ゲーム)先取で勝ち
以上が簡単なルールです。
卓球のラケット
卓球のラケットは大まかに分けて2種類あります。
ラケットの種類と持ち方を簡単説明します。
ペンホルダーラケット
ペンを持つように握るのがペンホルダーラケット。
基本的に表面だけで球を打ちます。
近年、裏面でも打つようになってきたようです。
ラケットの持ち方から、シェークに較べ手首がよく動く。
従ってスナップを利かせた台上でのボールコントロールに優れ、(真下回転サービスのやりにくさを除いて)多彩なサーブを出しやすく、ミドルを比較的処理しやすいのが特徴です。
【持ち方】
左図が表、右図が裏です。
その名の通り、ペンを持つようにラケットを握ります。
シェークハンドラケット
現在、多くの選手がシェークハンドであり、握り方の主流であるといえる。おもにヨーロッパで発展され、ヨーロッパの卓球選手はほぼ100%シェークハンドを使っています。
日本や韓国、中国などのアジア諸国でも、使用率が高まっている。
両面にラバーを貼って使用する。
シェークハンドはペンホルダー方式に比べバックハンドで上手く振れるとされる。また、様々なプレイスタイルが存在する点も特徴です。
反面、ミドルを処理しにくいと言う弱点があります。
【持ち方】
左図が表、右図が裏です。
こちらはテニスのラケットと同じように握ります。
この持ち方のほうが、力が入りそうですね。
お気づきの方もおられるかと思いますが、画像はラケットではなく、実はシャモジです。
子供の頃、少し卓球をたしなんでおりました。
が、貧乏だったためラケットを買えなかったのです。
そのため、代用品でシャモジを使って練習しました。
(ウソです)
卓球の醍醐味
卓球の醍醐味は、圧倒的なスピード感。
目が疲れます。ですが動体視力が良くなるでしょう。
試合を見ているだけでは分かりにくいですが、ボールに強烈な回転が掛かっています。
普通に打ち返すと、あさっての方向にボールが飛んでいきます。
選手達は、そこまで計算して打ち返しているのです。
その辺は他の球技も同じですが、卓球のトップ選手のスマッシュ速度は約180km/hほど出るそうです。
(バトミントン、テニスはもっと速いそうです)
サーブの時に溜めているのは、回転を掛けるため。
卓球の掛け声
我々が子供の頃、卓球の試合中は「サー」しか言うな、と教わりました。
サーブの時も「サー」
嬉しい時も「サー」
悲しい時も「サー」
不倫でおなじみの福原愛さんも「サー」と言っていたのが印象的です。
この「サー」は中国語で「下(シャー)」は「卓球の球が卓球台から外れる」という意味があるとか。
相手の球が外れた時などに中国人選手が「シャー」と言っていたのをマネしたことから始まったようです。
しかし、今回のオリンピックで「サー」と言っている選手はいませんでした。
もしかしたら聞き逃しただけかもしれませんが。
卓球台は近隣のコミュニティセンター(公民館)にも置いてあります。
興味のある方は、始めてみてはいかがでしょう?