まっさんです。
令和の現在、漫画と言えば「鬼滅の刃」や「呪術廻戦」などが人気です。
驚いた事に、これらどちらも「少年ジャンプ」で連載なのですね。
そこでふと、自分の子供時代を振り返ると、同じく「少年ジャンプ」が全盛期でした。
連載していた漫画は、「ドラゴンボールZ」「幽遊白書」「こちら葛飾区亀有公園前派出所」「まじかるタルるートくん」「ろくでなしブルース」「BOY」「るろうに剣心」「花の慶次」などなど、言い出せばきりがありません。
中でも子供ながらに感動し、泣けた漫画が「スラムダンク」でした。
この「スラムダンク」、おっさんになってから観ても泣けます。
今の若い方達にも観てもらいたいと思いました。
少しでも魅力を伝えるため、簡単なあらすじと登場人物を紹介していきたいと思います。
あらすじ
スラムダンクは、バスケットボールを題材にしたスポコン漫画です。
舞台は神奈川県の湘北高等学校。
この高等学校は架空の学校ですが、モデルの学校はあります。
建物は武蔵野北高校がモデルとなっていますが、名前は神奈川県立湘南高校がモデルになっていると言われております。
OPテーマソングに青い海をバックにした小さな踏切が登場しますが、この場所のモデルが江ノ電・鎌倉高校前駅の近くにあるスポットだそうです。
この湘北高等学校バスケットボール部を中心にストーリーが進んでいきます。
登場人物
沢山の登場人物が出てきますが、一部のメインキャラだけ紹介していきます。
安西先生
安西先生は湘北高等学校バスケットボール部の監督です。
正式名は安西光義。
今でこそ顔もお腹もタプンタプンで温厚な性格ですが、過去にはスパルタ指導で鬼だった時代もありました。
教え子の一人が若くして亡くなったのがキッカケで変わった様です。
他校の監督からも一目置かれる存在です。
そんな、安西先生は「名言の宝庫」です。
最も有名なのが、
「諦めたら、そこで試合終了だよ」
我々の世代は今だにこの名言を拝借する事があります。
その他にも、
「お前のためにチームがあるんじゃねぇ。チームのためにお前がいるんだ!!」
「君たちは強い…」
「私だけかね…?まだ勝てると思っているのは…」
などなど、名言のバーゲンセールや!
赤木晴子
本作のメインヒロイン。
湘北高等学校1年生。
他のキャラとは違い、美少女として描かれ、性格は温厚で天然。
運動神経が悪い。鈍感。
中学まではバスケ部に所属していたようだが、現在は一線を退いている。
名言は、
「バスケットは…お好きですか?」
この言葉から全てが始まると言っても過言ではありません。
木暮公延
湘北高等学校3年。
バスケ部の副キャプテン。
メガネを掛けている為、頼りなく見えてしまうが、バスケ部の中で1番、常識があり、まともです。
作中で背が低く見えるが、身長も178cmある。
存在が地味だが、地味に活躍する。
地味なりに地道に努力をしてきたのだ。
名言は、
「大人になれよ、三井」
このセリフの前に、メガネが外れますが、素顔がイケメン。
宮城リョータ
湘北高等学校2年。
身長が168cmと低いため、小学校の頃からポイントガード。
問題児で、喧嘩っ早い。
しかし、高い運動能力と小柄な身体を活かしたスピードプレイが持ち味で、湘北一と言われるそのスピードは他校のプレイヤーからも注目を受ける。
後にバスケ部主将となる。
バスケ部マネージャー、彩子(名字不明)に片思いしている。
名言は、
「ドリブルこそチビの生きる道なんだよ!!」
三井寿
湘北高等学校3年。
184cmのシューティングガード。
中学時代にチームを県大会優勝に導き、同大会のMVPを獲得した天才スリーポイントシューター。
優勝への原動力となった安西の「あきらめたらそこで試合終了」という言葉に感銘を受け、安西への恩返しを誓って強豪高校からの誘いを断り湘北へ入る。
しかし、怪我をキッカケに挫折。
不良グループとつるむようになり、高校デビューするが喧嘩は弱い。
天才から不良へ挫折と、絵に書いたような人生ですが、ある事件をキッカケに現役復帰します。
この彼の名言があまりにも有名です。
「安西先生…!!バスケがしたいです…」
名言と言うよりセリフですが…
赤木剛憲
湘北高等学校3年。
バスケ部のキャプテン。
身長197cmでポジションはセンター。
ヒロイン晴子の実の兄。
湘北バスケ部の中で最も熱血で、中心的な人物。
人間離れした体格から「ゴリ」と呼ばれる。
入部したての頃は、ドリブルもシュートも苦手だった。
名言は、
「リバウンドを制する者は、試合を制す!!」
流川楓
湘北高等学校1年。
187cmでスモールフォワード。
中学時代はスタープレイヤーとして多くの高校から誘いを受けたが、「家から近い」という理由で弱小の湘北高校へ入学。
無口でニヒルな無礼な態度をとることも少なくない。
しかし、猛烈な負けず嫌い。
ファンが多く、ヒロインの晴子も流川楓に片思いしている。
名言は、
「どあほう」
桜木花道
湘北高等学校1年。
身長188cmでパワーフォワード、センター。
喧嘩に明け暮れる不良だったが、赤木晴子に出会った事で人生が変わる。
赤木晴子に一目惚れし、その流れでバスケを始めるが、初心者ながら持ち前の運動神経で、信じられないほどのスピードで成長し、主要選手となっていく。
名言は、
「天才ですから…」
流川楓、桜木花道、赤木晴子の三角関係が何とも歯がゆい。
最後に
この様に、名言だらけのスラムダンクでした。
自分の中では特に不良三井君が安西先生を前にして涙を流すシーンが好きですね。
アニメ版で、このくだりは5話に渡ってお届けされます。
回想シーン長すぎ。
多くの人からリスペクトされている安西先生が、花道からはオヤジ扱いされているのも面白いですね。
タプンタプンと。
アニメ版のOPソングで「君が好きだと叫びたい」と曲があります。
失礼な限りですが、つい最近までWANDSの曲だと思っていました。
「BAAD」の曲でした。
スラムダンク=WANDSのイメージが強く、声も何となく似ていてため、思い込んでいました。
以上、30年以上経った今でも楽しめるスラムダンクでした。