先日、墓参りに行ってきました。
その相手というのが、42年の人生で初めて墓参りした方でした。
今回墓参りした理由というのが、母親の強い要望があったためです。
その相手が、母親の父、つまり自分から見ておじいちゃんになります。
おじいちゃんは、母親が生まれてすぐに家を出ていったそうです。
数年後、祖母は再婚し、父親違いの弟が産まれます。
義父、母、父親違いの弟での生活になり、実の父親を知らないまま大人になり、数十年過ごします。
母(祖母)は子育てするようなタイプではないので、食事もろくに用意しなかったようです。今で言うネグレストですね。毎日が必死で子供の頃に記憶があまりないと言っていました。
そして、今から10年くらい前ですかね、実父が分かったのです。
生家の近くに住んでいて、会おうと思えばいつでも会える距離に住んでいました。
「1度くらい会いたい!」と思っているうちに、亡くなってしまった訳です。
こちらとすれば、突然おじいちゃんの存在を知ったのです。
このNEWおじいちゃんですが、離婚したあと、新たに家庭を築いていました。
子供が2人いました。自分の母親からすると弟と妹です。
つまり、父違いの弟、母違いの弟と妹の4兄妹ですね。
ついでに弟2人は同い年で、独身。ややこしい。
妹には息子が2人いました。自分からすると従兄になります。
まさか、この年でNEW伯父さんNEW叔母さんNEW従兄が増えるとは思っていなかったです。
話が脱線しましたが、このような経緯があっての墓参りでした。
そもそも存在すら知らなかった相手をいきなり祖父だと思えるかと言えば、無理です。
亡くなってから真相を聞いたのでなおさらです。
お墓参りしても何の感情も生まれませんでした。
そのあと、帰りにご飯を食べて帰りました。
ここ数年、子供達を含めた三世代で外食はありましたが、家族水入らずで外食なんて、30年ぶりかもしれませんね。
そんな奇妙な墓参りでした。