まっさんです。
このたび、勢いで戸建て住宅を購入しました。
とは言っても、大手住宅メーカーの中古ですが。
ローコスト住宅で新築を購入するより、たとえ中古でも大手メーカーと言うブランド力に負けたのです。
中古住宅と言っても、不動産や業者から直接購入するのと、個人売買で不動産が仲介するのとでは、大きな差があります。
それも一つではなくて、いくつもありました。
私のように年収が低く、今一歩住宅購入に踏み出せない人は、参考にしてみてください。
税金の違い
お店で物を購入すると、日本では所得税が課せられます。
住宅も同じで、新築を購入すると10%の税金が掛かります。
中古住宅も同じで、不動産や業者から購入すると同じように税金が課せられます。
ところが、個人売買の場合は所得税はありません。
不動産仲介料のみとなります。
住宅購入となると、3000万〜4000万円が当たり前なので、所得税も10%の300〜400万となるのです。
消費税だけで自動車を買えてしまいますね。
これはかなり大きい。
今回の購入は個人売買ですので、住宅に所得税は掛かりませんでした。
リフォーム
中古住宅はリフォームしてから住むのが大前提です。
しかし、売り主の都合で速現金化したい場合、相場より安い値段で業者に売る事があります。
業者は相場より安く仕入れてリフォームして売ります。
さらにリノベーションして(付加価値を付け)売っている物件もありますね。
売主さんが自腹でリフォームしている物件もあります。
自分で色々考えるのが面倒だと言う人は、この様な物件がお得かと思います。
ただ、築年数が長い事が難点です。
土地
これは当然ですが、中古住宅を購入すると当然、土地も手に入ります。
新築は建売りの場合を除き、別途費用で土地を購入しなければなりません。
しかし、利便の良い場所は土地の値段も高いです。
妥協して不本意な場所に新築を建てるより、人気の土地で中古住宅を買うのも良い判断ではないでしょうか。
そもそも実家などに土地がある人は、こんな事を考えなくても良いのですが…。
自分にも実家はありますが、1軒家を2棟建てるほど敷地がないのです。
保証
通常、新築で建て、住む人が変わると、点検保証が終了します。
あくまでも、建てた人へのアフターサービスなので、次の人は関係ないです。
これが大手住宅メーカーの場合、持続して保証を受ける事ができます。
「こんなのどうでも良い」と、思います。
自動車はディーラーで購入して、点検整備記録簿があると、法定点検整備などを行っていることを証明でき信用があります。
査定額にも影響しますね。
これは家も同じで、大手住宅メーカーの点検記録は信用があるため、査定の評価が違います。
ネットなどで中古住宅を探していると分かりますが、施工会社が工務店だと表示されません。
大手住宅メーカー施工の物件は「パナホーム施工」などと、堂々と記載されます。
私が内覧に行った中古物件の中で、施工会社(工務店)が、すでに倒産している所もありました。これは困ります。
もちろん、大手でも倒産する可能性はありますが。
どちらにせよ、アフターサービスが無いよりは、あった方が安心感があるのです。
大手なら新築当時のデータも残っているのでリフォームにも役立ちます。
壁を加工したり、建物自体の構造を変えたりすると、保証が効かなくなる可能性があるので、リフォームの際は注意しなければなりません。
その辺の確認もハウスメーカーの方に来てもらい確認できました。
こだわりが強い人は新築
1から家を造りたい。
自分好みの空間にしたい。
お金がある。
この様な方は、中古住宅は辞めた方が良いでしょう。
逆に「住めば都」な考えの人は中古で充分でしょう。
わたしは、全くこだわりがありません。
欲を言えば太陽光パネルを設置したかった。
とにかく高い買い物なので、後悔はしたくないですね。
今回、自分は築40歳の家から、築15歳の家になります。
昭和から平成。オジサンから中学生になるようなものです。
リフォーム前の新居⬇
個性もなく全然、心がときめかない家ですの。