こんにちは、まっさんです。
わたしの勤務する会社は従業員が数十人の小規模有限会社です。
人が入っても長続きせず、出入りが激しいです。
そんなある日、社長がこんな事を言い出します。
「企業型確定拠出年金を導入する!」
突然、何を言ってんだ?従業員は皆困惑です。
企業型確定拠出年金とは?
そもそも企業型確定拠出年金とは何ぞや?
これは企業が掛金を毎月積み立て(拠出)し、従業員(加入者)が自ら年金資産の運用を行う制度です。
「運用益が非課税」「受け取る際も所得控除の対象になる」など税制上の優遇が受けられるメリットがあります。
運用というのが、定期預金や保険の「原本確保型」と、投資信託よる「価格変動型」に分かれます。
自分は10年以上投資をしていますが、投資に無縁だった従業員には酷に感じました。
ただ、説明を聞いていると少し内容が違っていました。
どうやら選択型確定拠出年金らしい
今回、導入する制度ですが、どうやら「選択型」のようです。
この選択型というのは、掛金を企業が出すのではなく、従業員のお給料から最大
で55000円拠出し積立していく制度のようです。
メリットがいくつかありますが、確定拠出年金の拠出金は、
社会保険料等の算定外の報酬扱いの為、社会保険料等自己負担額の軽減を図るこ
とができるようです。
デメリットとして、
原則として60歳までは、資産の引き出しが不可。
社会保険料等の軽減に伴う各種給付への影響。支払う額が減るため、将来貰える
年金の受給額も減る可能性があります。
福利厚生の一環として、すでに始まってしまった制度ですが、もう少しじっくり調べたほうが良さそうです。
うちのような小規模企業で本当にメリットがあるのか?
さらに社長自体がしっかり理解していないです。
完全に見切り発車ですが、大丈夫でしょうか。。