ブログ名、捨てました

興味ある事が多すぎて書きたいことが定まらないので、ブログ名は捨てました

ハウスメーカー比較

2020年の11月頃からマイホーム購入のため、ハウスメーカーをハシゴしてきました。

マイホームセンターのモデルハウスも沢山見ましたが、どこのハウスメーカーも立派な家で、私のような庶民には参考にできませんでした。

 

色々回ってみて、感じた事や、思った事、2021年現在の住宅の見積もりをまとめてみました。

この見積もりの中には、地盤改良工事、外構工事、など諸費用も含まれます。

ただし、諸費用の金額設定はハウスメーカーによってバラツキがあります。

一般的には一生に一度の買い物です。

概算ではありますが、今後マイホーム購入を考えている方は参考にしてみてください。

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住宅の値段は、土地の値段が1000万で建坪が30坪(約100 ㎡)に統一しました。

建売り住宅が30坪前後が多いためです。

都心部は土地が高いため、当たり前ですが同じ家を建てても高くなりますね。

 

とりあえず記憶に残っているハウスメーカーだけピックアップしてみました。

 

ハウスメーカー

 

 

トヨタホーム


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トヨタホームは鉄骨造住宅も木造住宅も手がけている人気ハウスメーカーです。

トヨタホームはトヨタグループです。

現在はミサワホームを子会社化しています。

トヨタホームの特徴は、鉄骨ユニット工法です。

別名、鉄骨ラーメン構造と言います。

工場でこの様な四角い枠を造り、現場で組み立て行くだけです。
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メリット

・地震に強い。

・工事が短期間で終わる為、建造中に雨ざらしにならない。

・白蟻に強い。

デメリット

・木造よりも家の自由度が少ない。

・木造に比べると、夏暑く、冬は寒い。

・木造よりも割高。

 

 

 【見積もり】

最初にも言いましたが、土地は1000万、建坪が30坪の金額です。

約3400万

こちらで希望は言わず、1番安い状態でこの金額でした。

マイホームセンターに展示がなく、知人の紹介でした。

営業さんに「ご紹介なので100万程度は値下げできる」と言われましたが、それなりの設備に変更していくと、4000万は超えるでしょう。

そもそも5人家族なので、もう少し建坪を大きくしたい。

建売住宅、モデルハウスがないため、建屋のイメージが掴みにくい。

 

 

ユニバーサルホーム


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新築一戸建ての注文住宅を全国で展開するハウスメーカーです。

フランチャイズを行う企業。

地熱床システムと言うのが特徴です。

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鉄道の線路みたいなイメージです。

 

メリット 

・1階全面床暖房の「地熱床暖房」を標準装備。

・基礎が頑丈。 

・とにかく、夏涼しく、冬は暖かい。

デメリット

・家の標準装備が過剰。

 

屋根、壁、インテリアなど最初から上級品です。

見学の時点で「これは高いだろう」と、悟ってしまいました。

 

【見積り】

条件は先程と同じです。

約4000万

もちろん交渉次第で値引きされるでしょうが、ベースが高い。

今の収入では返済でパンクしそう。

 

 

 

レオハウス

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東証一部上場ヤマダホールディングスの企業グループ。

木造軸組みの工法の住宅を販売するハウスメーカーで、安さを売りにした販売戦略。

軸組工法で地震対策に制震ダンパーが使われているのが特徴です。

 

メリット 

・ヤマダ電気グループなので、家電もまとめて割安で購入する事ができる。

・大手の中では比較的ローコスト住宅なのでベースが安い。

デメリット 

・ローコストなゆえ、設備がショボい。

・個性が弱い。

 

【見積り】

ずばり

約3000万

他のメーカーもそうですが、規格商品ならば費用をかなり抑える事ができる。

逆に設備や間取りをこだわると、他のメーカーと金額差がそれほどなくなるので、レオハウスで建てる旨味があまりない。

 

 

 

住友不動産


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三井不動産や三菱地所に並ぶ大手不動産ディベロッパーである。分譲・賃貸などリテール事業に強い。

ビル、マンション、オフィス、住宅まで手掛ける、大手企業。

同じグループに、同じく住宅を手掛ける住友林業もあるので、ややこしい。

 

今回は住友不動産のみです。

日本を代表する財閥なので、庶民には手が出しにくいイメージです。

しかし、そんな事はありませんでした。

 

メリット

・規格商品でも設備が上級。

・室内に高級感がある。

・デザイン性が高い。

デメリット 

・大手の中では保証が短い。

 

【見積り】

約3400万

ドアや壁紙、キッチンや浴槽もこだわっていて、浴室乾燥なども標準装備。

営業さんが「まだお値引できます」と言いましたので、建坪を35坪で変更し、もう一度見積もりを出してもらいました。

それで約3500万でした。(ただし外構代が含まれていなかった)

 

気持ちが傾いたハウスメーカーの内の一つです。

 

 

 

セキスイハイム

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セキスイハイムは積⽔化学グループの住⽣活サービスブランドです。

トヨタホームと同じく、ユニットごとに工場でつくります。

ボックスラーメン構造の元祖のイメージです。

 

セキスイハイムの木造は2✕4、2✕6工法で、地震への強さは鉄骨にも負けない強さです。

2✕4は、従来の軸組工法ではなく、板を面で合わせていきます。


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 メリット

・太陽光、蓄電池、1階空調が標準装備。(鉄骨だけかも)

・地震に強い

・工期が早いため、雨ざらしにならない。

・白蟻に強い。

デメリット

・太陽光発電システムが標準装備のため割高。

・鉄骨は木造に比べ、夏暑く、冬寒い。

・構造の自由度が少ない。

 

【見積り】

セキスイハイムは分譲建売りが多いです。

建売りは、ハウスメーカーが建てた建物と土地が込みの金額です。

 

間取りを気にしないなら、建売りで充分です。

静岡県西部は4000万〜4500万が相場ですね。

売ればければ、値下げ交渉に応じてくれます。

1年売れなければ、500万以上値下げ、何てこともあります。

 

注文住宅はプラス200〜300万だそうです。

 

 

 

 

飯田グループホールディングス


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一建設、飯田産業、東栄住宅、タクトホーム、アーネストワン、アイディホームの6社が2013年に経営統合して設立した共同持株会社である。 

建売りローコスト住宅の最大手です。

 

メリット

・とにかく安い。

・耐震も今の基準をクリアしている

デメリット

・すべてが値段相応の造り。

・何十年も住めるのか不安。

 

飯田グループの建売り住宅を何軒か内覧に行きました。

結局は地元の工務店や大工さんが施工しています。

私の住む地域は、2000万前後で売出ししています。

家にこだわりや執着がない人にはオススメです。

 

 

 

百年住宅

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静岡県 静岡市 に本社を置く日本の住宅メーカー。

静岡、愛知、宮城、西日本を中心に注文住宅を施工している。

PCパネルという鉄筋コンクリートパネル構造でとにかく災害に強い。

地震、洪水、戦争などの有事の際にもシェルターになりそう。

 

メリット

・火事なども含め、災害全てに強い。

・頑丈なので屋上庭園など、屋上を利用しやすい。

・白蟻に強い。

デメリット

・重すぎる為、地盤改良にお金がかかる。

・解体費用が高い。

・夏暑く、冬寒い。

 

【見積り】

昔、ヘーベルハウスのCMで「象の飼える家」と、ありました。

まさに百年住宅も同じです。

モデルハウスに車載せてあります。

そんな百年住宅の見積もりは、

約4600万

家を買うと言うより、シェルターを買うイメージでいた方が良いです。

 

 

 

地元工務店

工務店とハウスメーカーの違いは何?と疑問に思います。

しかし、明確な定義はありません。

地域密着型を工務店、全国展開している会社をハウスメーカーと呼ぶようです。

 

メリット

・メーカーと同じ条件でも割安になる。

・自由度が高い。

デメリット

・保証が短い。

・大工さんによって施工の差が出やすい。

・メーカーに比べ倒産してしまう可能性が高い。

 

【見積り】

今回の工務店さんの名前は出せませんが、メーカーほど高くもなく、ローコスト住宅ほど安くもないです。

見積もり額は、

約3000万

でした。

見積もりだけ見ると、レオハウスと同じくらいです。

しかし、設備は工務店さんの方が上です。

食洗機、浴室乾燥、玄関スマートキーなどが標準装備でした。

キッチンも違います。建売りだと太陽光設置込済みの所もありました。

特にこの工務店さんは収納が多く、欲しいところに収納があります。

地震対策で、できるだけ棚を置きたくないので、この家造りに共感が持てました。

意外とハウスメーカーの家って収納が少ないのです。

  

 

 

最後に

色々回ってみると、メーカーによって個性があるのが良くわかりました。

ネットで家の相場を調べると、坪単価が出てきます。

しかし坪単価は、建てる面積で変わってしまうので、参考になりませんでした。

昔に比べ、家の性能が上がっているので、家自体の価格が上がってるようです。

 

偶然、コロナ禍で時間を持て余していたので、色々なハウスメーカーを見る事ができました。

偶然、友人知人に1級建築士が数名いて、奥さんも2級建築士です。

(奥さんはペーパー建築士ですが)

このため、ハウスメーカーや工務店の裏事情も教えてもらう事ができます。

 

友人の建築士は、地震に強い鉄骨住宅より、木造住宅を勧めてきます。

木の温もりや、体への害、そして日本の気候には木材があっているそうです。

 

注文住宅の場合、見積もりはかなり大雑把です。

家を建てるには、地盤調査をしなければなりません。

こればかりは、掘って見ないと分からないので、見積もりの地盤改良費用も暫定です。

家だけではなく、外構にもお金がかかります。

駐車場をコンクリートで固める、柵の設置、庭を除草処理。

これだけでも見積もり額を上回るでしょう。

クーラーなどの電化製品も揃えなければなりません。

実際に住むまでには見積額から数百万、上乗せになります。

 

営業さんはとにかく売りたいので、安めに見積もります。

収入が低くても、ローンさえ通れば売る事ができます。

とにかく口車に乗せられない様に気をつけてください。

 

ほとんどのハウスメーカーはキャンペーンをやっています。

例えばセキスイハイムだと、モデルハウスを580万などで抽選販売しています。

このようなキャンペーンを上手く利用するのも手です。

ただ、キャンペーンを利用すると、必ずモデルハウスでメーカーのプレゼンを受けなければなりません。

半日程度潰れるので、子供にはかなりの負担になります。

 

これら中では、

木造なら「住友不動産」

鉄骨なら「セキスイハイム」が、

1本リードだろうか。

同じ様な仕様でも、費用を抑えれる工務店さんも魅力ですが、保証が短いのが難点です。

さらに現在は「ウッドショック」の影響で木材が急騰しています。

木造住宅が鉄骨住宅の金額を上回るかもしれません。

今、マイホームを購入する時なのか?

どうするべきなのか、迷いすぎて夜も眠れてます。