こんにちは。
まっさんです。
私は15年ほど少林寺拳法を続けています。
とは言っても、交替勤務をしていた9年間は、あまり練習に行けてなかったですが。
そんな自分ですが、今まで一度も自分が戦っている姿を見たことがありませんでした。
この度、指導者に任命されたこともあり、今一度自分を見直す必要があると思いました。
そこで15年目にして初めて、自分の乱取り(スパーリング)している姿を撮影することにしました。
少林寺拳法の公式の試合(運用法)は防具を付けてのポイント制です。
有効打が入るとその都度、試合が止まります。
自分の通っている道場での乱取りは、顔面は寸止め、それ以外は5割前後の力で
打っていきます。ポイント制ではなく、先生が「やめ!」と言うまで打ち合います。
1R、2〜3分でしょうか。これを2〜4R行います。
今回、動画を画像に加工したのでサイズがバラバラになりました。
背中を向けていて黄色の矢印がわたくしです。
相手は身長も体重もひと回り大きいです。
さっそく相手からの中段回し蹴りを捌こうとしています。
自分も上段突きで応戦します。
中段回し蹴りを食らってます。
さらに上段回し蹴りを放ってきました。
ギリギリ届いていない所から、一気に距離を詰めていきます。
カウンター気味に中段突きが入りました。
しかし何だか腰が引けてますね。
下段の回し蹴りを捌こうとしていますが、、、
ガードが下がってしまって、上段がガラ空きです。
これはかなり恥ずかしいです。
負けじと上段回し蹴りを放ちますが、、、
相手の肩くらいしか届いていません。
これもかなり恥ずかしいです。。
中段回し蹴りを放ちます…
相手の腕にヒット…
反省点
自分の乱取りを初めて見てみましたが、、
思った以上に動きが硬い。
そして思った以上に動きが遅くキレがない。
とても15年続けている人間の動きではありません。
ちなみに、今回の相手ですが、
なんと!
中学生です。(14歳、茶帯)
中学生の時点で身長が175cm、体重70kgと理想の体型です。
そもそも背が低くて(入門時は166cm、体重48kg)、体が小さいのがコンプレックスだったので、少しくらいは強くなりたいと思い、入門しました。
結局、体格で優勢が決まる事を思い知らされるわけです。
おそらく、あと1〜2年もすれば、全く敵わなくなるでしょう。
これが現実です。
少林寺拳法は基本が護身術なので、乱取りが強い弱いは、重視していません。
どちらかと言うと、演武と言って「型」の様な物に力を入れています。
現在は体重が62kgまで増え、パワーは増しました。
しかしあまりにも動きにキレもなく、切なくなってきました。
ただ、マイナス点ばかりではなく、改善点も明確になったので、今後の参考にしていきたいと思いました。