ブログ名、捨てました

興味ある事が多すぎて書きたいことが定まらないので、ブログ名は捨てました

KAWASAKI GPZ1000RX これでもニンジャですよ。

ごきげんよう、まっさんです。

 

先日のバイクのお話で、omhdさんに

愛がないとできませんね。そして愛に応えるHONDA」

と素晴らしい名言を頂戴致しました。

 

日本の主要2輪4大メーカーが、世界の2輪売上の4割を占めるそうです。

その中でも、やはりバイクと言えば「HONDA」が圧倒的な存在です。

 

しかしわたしはHONDAではなく、アッサリと別メーカーのバイクを入手してしまいました。

男のKAWASAKIです。

 

 

Ninja

カワサキのバイクでニンジャをご存知ですか?

現在のニンジャは大排気量から小型まで、カウルを装着しているバイクは「ニンジャ」

もうニンジャが多すぎて訳わかりません。

 

そもそも国内で初めて「Ninja」と名付けられたのは?

その車両がこちら↓ 

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1984年に発売された「GPZ900R Ninja」です。

そもそも当初は「Ninja」の名前を付ける予定はなく、北米カワサキの提案だった。

忍者のイメージとは程遠いため、カワサキジャパンは猛反対。

しかし、最後まで北米カワサキが折れなかったため、北米仕様のみ「Ninja900」として発売したようです。

結局、これがキッカケで「カワサキ=ニンジャ」が定着していくので、カワサキの判断は正しかったのでしょう。

この2年後の1986年に後継機として登場したのが、「GPZ1000RX」です。
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こちらも北米仕様には「Ninja」のロゴ、「Ninja1000R」で販売されました。

エンジンのベースこそ900Rですが、フルカウルになり見た目が大幅に変わりました。

ところが、この1000RXは大ハズレ。

2年後の1988年に生産終了、短命におわります。

それとは裏腹に初代のGPZ900Rは20年に渡り生産され続けました。

現在も人気で、中古車の相場が上がっています。

 

 

そんなわたしは今回、大ハズレした不人気車両の方を手に入れました。

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不人気なだけに現在のところ相場も低い。

外見は年式のわりに綺麗です。

ただ、そこら中からオイルが漏れている。

少しずつ現状把握と修理をしていきます。

 

 

オイルクーラーからオイル漏れ

わたしの手元に来た時から、オイルが床に垂れている。

量は多くないですが、漏れている原因を探ります。

 

カウルを外して見ていくとオイルクーラーの辺りが怪しい。

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さらに目を凝らすと、バンジョーボルトがささっている所に白い糸みたいなのが見えます。

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これは糸ではなく、クラックです。ボルトを強く締めすぎたのか、オイルクーラーがひび割れしたのでしょう。

オイルの通り道なので、ここから漏れていたのです。

中古のオイルクーラーを見つけ、バイク屋さんで交換してもらいました。

 

 

 

クラッチレリーズからオイル漏れ

オイルクーラーからの漏れは止まったが、今度は別の漏れが目立ち始めます。

しかも塗装が剥がれてます。

塗装が剥がれると言えば、「ブレーキフルード」

使われているのは油圧ブレーキか油圧クラッチ、ブレーキは右側、クラッチは左側です。

オイル漏れしているのは左側です。

クラッチが怪しい。

クラッチレリーズを触ると案の定、下の方がヌルヌルします。

やはりレリーズからフルードが漏れています。

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CBX750ホライゾンの時は掃除だけで良くなりましたが、こちらはどうでしょうか?

さっそく外して見ます。

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ピストンは綺麗ですが、スペーサーが割れています。

おそらく原因はこれでしょう。

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ネットで部品番号調べて問い合わせしたら、令和の現在も部品出ていました。 

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新品に交換し、ブレーキフルードもついでに交換しました。

最後にエアー抜きして完了です。

漏れも止まりました。

 

 

 

2気筒お休みする 

オイル漏れの修理も無事が終わり、エンジンを掛けてみるが、アイドリングが安定しない。

時には、タコメーターの針が0まで下がり、明らかに2気筒動いていない。

キャブかな?と思い、バイク屋さんに相談しました。

バイク屋さんの方から「ちょっと見てみる」と、言う事で預ける事にしました。

 

診断の結果、「多分、イグナイターが壊れてる」でした。

イグナイターは点火装置全般を示す名称で、故障により火が飛んでいなかったのです。

中古品を購入し、交換して貰いました。

これがイグナイター↓

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GPZ900Rと同じ物らしいですが、設定が若干違うようです。

取り付け場所が、GPZ900Rはタンク下?に対して、

1000Rは右側のリアカウルを外すとあります。

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さすが、プロ。

イグナイター交換したら症状が止まりました。

 

 

最後に 

不人気車ですが、発売当時エンジンは最速でした。

排気量1000ccで125馬力あれば充分速いです。

ただし、昭和のバイクは重い。

乾燥重量で250kgです。倒したら起こせるか分かりません。

しかし人気がないため、値段はお手軽。

大型バイクに取り敢えず乗ってみたい方にオススメでしょう。

これまで、何十台とバイクを乗り継いでいますが、カワサキ車を所有するのは初めてです。乗った事はありますけどね。

 

今回もネットの個人売買でしたが、思ったより外見が綺麗でした。

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しかし、当然ですが 整備必至。

完璧を求める人はお店で買いましょう。

わたしは暇なのです。

 

そして、このあともさらに異常が見つかります。

 

続く