こんにちは、まっさんです。
友人にキューバ人(57 歳)がいます。
同じ少林寺拳法の道場仲間です。
彼はキューバで空手を始め、その後に少林寺拳法に出会い、キューバ支部長を務めていたそうです。
(キューバ時代)
彼は日本、特に仏教に興味があったそうで、夫婦で来日します。
そのまま仏教の道へ進み、あるお寺で修行侶となります。
来日して4〜5年、僧侶をしながら、畑でキャッサバ(タピオカの原料)などを育ていました。
しかもこの収穫祭がローカルTVで紹介されてたりしました。
そんな順風満帆な生活をしていましたが、問題が発生します。
詳細はわからないですが、この4〜5年の間にキューバ国籍が消失。パスポートの更新ができなくなったそうです。
2人はキューバには戻りたくない。
社会主義で食事配給制、若者は国外へ流れていて未来のない国登言っていました。
日本に帰化できないのか?と聞きましたが、配偶者など、身内に日本人がいないと難しいみたいですね。
ではどうするのか。
現在、息子さんがアメリカ在住で、その息子さんを頼ってアメリカへ移住すると言う事でした。
旅立ちは8月。
まだまだ、日本に住んでいたかったようですが、何の力にもなれず申し訳なかったです。
(住職と)
記念撮影してもらいました。
世の中には、やりたい事がやれない、住みたいところに住めないなど、当たり前だと思っていた事が叶わない人達も沢山います。
彼らも、きゅーばで想像を絶する苦労をしてきたと思います。
日本人として産まれてきたのは、かなり恵まれていると感じる、今日このごろでした。