神出鬼没、まっさんです。
愛知県犬山市はご存知でしょうか?
犬山市には国宝の「犬山城」を始め、「リトルワールド」や「明治村」など、テーマパークがそこそこあります。
しかも「明治村」って明治生まれの人は無料らしいですよ。
これ以外にも遊園地の「モンキーパーク」、サルの王国「モンキーセンター」などがあります。
そこそこあるテーマパークの中で、
失礼ながら、お客さんが少そうなモンキーセンターを訪れました。
日本モンキーセンター
公益財団法人日本モンキーセンターが運営する、 世界屈指のサル類動物園です。
霊長類の飼育展示種数は、約60種800頭と世界最多なのです。
園の概要と全体図です。
それでは、手短にご紹介させて頂きます。
まず最初に視界に入るのが「ビジターセンター」です。
中へ入ると、「サルの惑星」ならぬ「サルの剥製」がお出迎えです。
良く見ると、脇の下に傷があります。
造り物ではなく、実際に生きていたサルたち。
モンキーセンターで暮らしていたサルだそうです。
小型〜大型まで、こんなにも沢山のサルの剥製が見れるのは、「モンキーセンター」だけだと思います。
剥製マニアにはたまりませんね。
先へ進みます。
生きているサルは、昔ながらの檻へ投獄されていました。
良く見ると、イラッとする顔をしています。
「ブラッザグエノン」と言う個体です。
初めて見ました。
長いあごヒゲが、何だか長老みたいでイラッとします。
「アヌビスヒヒ」です。
ドグエラヒヒとも言われ、比較的動物園で見掛けることが多いです。
THEヒヒと言う顔をしていてイラッとします。
こちらも初めて見ました。
「パタスモンキー」と言い、世界最速のサルだそうです。
顔がイラッとします。
マントヒヒです。
マントヒヒくらいになると迫力が違います。
鬼軍曹の様な雰囲気。
お尻も真っ赤っ赤っ。
イラッとしませんでした。
Waoランド。
Waoランドは決められた時間内にキツネザルの檻の中へ入る事ができます。
ワオキツネザルの「ワオ」は「輪のような尾」と言う意味です。
見ての通り黒い輪っかが特徴的です。
人間が触れると、匂いがつき、仲間外れにされるそうです。
職員の方が「絶対に触れないでください」と呼びかけていました。
考え事をしているチンパンジー。
くつろいでいるチンパンジー。
名前を呼ぶと振り向きます。
リアルなゴリラは昼寝中でしたので、銅像と触れ合いました。
キツネザルの食事を観察。
ヘルシーです。
猿山もありました。
しかし、日本猿ではなく、アヌビスヒヒの群れ。
犬みたいに「ワウォン!ワァン!!」と吠えながら喧嘩していました。
リスザルも間近で見る事ができます。
忍者の様に去っていきました。
続いて、「ヤクニホンザル」の猿山です。
「ヤクニホンザル」は鹿児島県屋久島に生息している日本猿です。
ヤクニホンザルはやや小柄で、毛も灰色っぽく、長くて粗い感じです。
また、体はややずんぐりとした感じがし、顔の紅色も淡い色をしている。
テナガザルの為の広大なアスレチックがあります。
3種類のサルが行き来します。
何故か神社が…
サルを探す為に上を見てると首が痛くなりました。
遠くて良く見えない。
人間も一緒に渡れるようにすれば面白いですよね。
とにかく首が痛くなりイラッとしました。
最後に
今回のモンキーセンターですが、元々は「モンキーパーク」の一部でした。
動物園だけで独立したようです。
子供の頃に訪れた事があり、大きなゴリラの造り物があったのを覚えています。
現在は撤去されたようです。
それ以外は当時からほとんど変わっていないでしょう。
園のレイアウト、動物の見せ方、どちらも昭和な雰囲気の動物園です。
駐車場が1000円と割高です。
このため同じ愛知県にある、「のんほいパーク」に比べるとやや落ちる感があります。
(のんほいパークの方が広く、動物の見せ方も今風、入園料も安い)
せっかくのサル専門なので「おさるのジョージ」や「プロゴルファー猿」「モンモンモン」などとタイアップすれば、もっともっと子供が喜ぶと思いますな。
以上、世界でも珍しいサル専門の動物園でした。