どうも、マッサンです
令和最初の冬は暖冬ですね
とにかく雨が多い
雪が降らずスキー場は真っ青
経営破綻してしまったスキー場もいくつかあります
雨の多い冬はスキー場に行かない方が良いのか、夜はぐっすり眠りながら悩みました
(スノーボード歴20年)
いや、そんなことありません
雨ならば、標高の高い所に行けば良いのです
長野県には標高の高いスキー場が沢山あります
志賀高原を始め、蓼科、白樺、車山、そして御岳など、標高2000m級のスキー場が目白押し
志賀高原は、わたしの住む静岡から距離的にキビシイ
白樺、車山方面はスキー場の規模的に物足りない
そこで今回は御岳に行ってきました
おんたけ2240
おんたけ2240は長野県中部、木曽郡王滝村にあるスキー場
御嶽山は2014年に噴火したのも記憶に新しいです
南西には下呂温泉、北には上高地と、観光地に囲まれた地域でもあります
中央道中津川インターを降ります
インターより国道19号を北上し、さらに県道を駆使し、車で約2時間
アクセスは抜群に悪い
国道沿いのお店は賑わっていますが、王滝村の手前で木曽町にある「道の駅 三岳」は、なんだか寂しい所です
スキー場までトイレ休憩はここが最後になります
先に進むと道路脇に村人を発見
周囲を見てみると他にもおられました
村人ならぬ、村猿
御嶽山周辺は日本猿がとても多い
わたしは遭遇率が高いのです
猿は群れで行動します
一匹見つけると必ず近くに仲間がいます
そしてこのあと、別の群れにも遭遇しました
日本猿は地球上で最も寒い所に住み、スノーモンキーとも呼ばれます
雨が降り始めましたが、山道を登っていくうちに雪へ変わります
ようやく着きました
山麓の駐車場で0℃くらいです
細かい雪が降り続いています
年々規模が縮小されている
「おんたけ2240」は10年以上前まで規模が大きいスキー場でした
標高が高く気温も低い「おんたけ」ですが 近年、積雪の減少に加えアクセスの悪さから、お客さんも少ないです
このため、一部ゲレンデが閉鎖
赤丸2つが無くなりました
現在は上部だけの営業です
そして2020年シーズンはゴンドラ運行も休止してしまいます
しかし上部だけでも充分広い
経営陣も安定していないので、スキー場自体が閉鎖してしまいそうです
リフト待ちやゴンドラ待ちも時間も少ない為、わたしは好きですけどね
到着して滑走の準備をしていると救急車が表れました
誰か転んで怪我でもしたのでしょうか
わたしはまだ滑っていないので違いますよ
今シーズンはゴンドラが動いていないので、仕方なくリフトを3本乗り継いで山頂を目指します
上へ行くほど、風も雪も強くなり、寒い
「おんたけ2240」の2240はスキー場の標高が2240mの意味です
標高は国内でトップクラス
山麓と山頂は気温が10℃変わる事もあります
コースの本数は少ないのですが、広いため人がまばら
リフト待ちがなく、周囲も気にする事なく、存分に滑れます
そのかわり、すぐに疲れて休憩したくなります
転職して太ったため、体が重く、膝が痛い
息切れもする
これは、もはやデブなのか?
イベント開催中だった
偶然にも訪れた日はイベント開催日だった
2月の3日間限定でリフト1日券が「2240円」
さらにレストランで1日券を提示すればスペシャル丼が無料
スキー場の食事は1000円前後が当たり前で、山奥にある「おんたけ」でこのイベントは大盤振る舞いとしか言い様がありません
唐揚げと「王滝汁」を追加
これで合計700円は安い
「王滝汁」は醤油ベースの汁でしょうか
具材に味が染み込んでいて美味い
新名物にしようとしているらしい
最後に
自宅から4時間かけて訪れた「おんたけ」
「おんたけ」を含めて若いときは月に3回はゲレンデに行っていました
東京が2時間弱、大阪は3時間弱で行けてしまいますから、そう考えると静岡人にスノースポーツは効率が悪くお金もかかる遊びです
しかし、ほとんど雪の降らない地域に住んでいるので雪に憧れもあります
こんな感じでスノーボードも20年続けていますが、この先何年できるだろうか
続いている割に、技術はパッとしませんけどね
ただ、子供に教えて、一緒に滑れたら最高です
滞在時間はわずか5時間
その短時間でこれだけ積もりました
食事後、雪はさらに強くなり、気温もどんどん下がっていきます
パウダーを満喫でき、猿の群れも遭遇できたので大満足で帰宅しました