どうも、まっさんです。
交替勤務の仕事から日勤の仕事に転職をし、その直後にコロナウイルスが流行りました。
その結果、自分の時間が沢山できました。
何かしていないと、ハイボールばかり飲んでしまいます。
これいかん!
そこでバイクイジリに熱中する事にしました。
外装の塗装以外は一段落しました。
今回は20年乗り続けている、RZ250のメンテナンスを行います。
(静岡県富士宮市)
タンク内のサビ取り
RZ250は1981年に発売されたバイクです。
かれこれ40年前になるのですね。
わたしは20年同じバイクに乗っていますが、一度もタンク内をじっくり見た事がありません。
気が付いたらこんな感じでした⇩
サビ、サビ、サビ!
底の方もサビ!40年分の垢とサビ!
サビがキャブ、シリンダーに流れたら最悪です。
RZもいまや高級車で、買い直す事など二度とできないでしょう。
一念発起し、清掃する事にしました。
タンクを外す
ネイキッドタイプのタンクは簡単に外れます。
シート下のボルトを一本外す。
ガソリンコックのホースを二本外す。
初期型RZはこれだけです。
ノーマルのガソリンコックはすぐに硬くなり、指で動かせなくなります。
何回か、交換した結果、現在の社外コックで落ち着きました。
この他、燃料計が付いている場合は配線も外します。
ガソリンタンクがないだけで、何てみすぼらしい姿でしょう、、
サビ取りクリーナーを入れる
まずはガソリンコックやキャップを外して、家庭用食器洗剤でタンク内を洗います。
洗うと言っても、ゆすぐぐらいですけどね。
ガソリンタンクのサビ取りと言えば、「花咲かG」が有名です。
しかし、意外と高価なため、他にも探してみました。
なんと、約半値の商品が見つかりました。
1Lをぬるま湯で10〜20倍に薄めます。
これをタンクに注ぎ込み、満タンにします。
薄めた洗浄液は1Lほど残しておきましょう。
この状態で6〜24時間放置です。
24時間以上は漬けてはいけないようです。
時間がないので、9時間で終了しました。
少し早かったか!?
サビが少し残ってる。
クリーナー前と比べて見るとこんな感じです。
サビ、かなり取れてますね。
一度水道水で洗い流し、先程少しだけ残したクリーナーを入れて、まんべんなく行き渡らせます。 これが重要で、サビ防止のコーティングとなるのです。
後は自然乾燥させ、終了します。
このクリーナーは再利用できるそうです。
サビが気になればもう一度、やれば良いです。
しかし、20Lも保管する場所も容器もありません。
5Lほど残して捨ててしまいました。
ハイボールにして飲んでしまいそうだ。
最後に
今回、ガソリンタンクの清掃をやってみて分かったのが、タンク内の水分を出すのが、大変でした。
傾けてもひっくり返しても中身が全て出てきません。
灯油用に使用していた電動ポンプで大方吸い取って、その後ウエスなどを突っ込み、残りの水分を吸わせました。
タンクサビ取り、どうせやるならば時間に余裕のある時に、じっくりやるのが良さそうです。
中途半端なサビが残ると、そこからまた錆びていきます。
「花咲かG」より、安価な物で試しましたが、しっかりとサビが取れました。
この値段でサビ取りとコーティングができるなら安いと思います。
穴が空いてからでは手遅れです。
愛車が気になる方はぜひ試してみてください。