こんちには
今週のお題「桜」
3月下旬のさくら咲くこの時期、掛川市で高天神社例祭が行われます
この高天神社がある場所が難攻不落の山城と言われた、高天神城
高天神社祭りでは火縄銃の実演が見物である
高天神城
山自体はそれほど大きくないが斜面が急で石垣はなく多くの土塁がある
戦国時代には武田家VS徳川家が壮絶な争奪戦を繰り広げた
信玄の時代には落とせなかったが息子の勝頼が落城した
山頂に高天神社がある、戦国時代天守は造られなかった
(想像図)
お祭りの時は出店がでている
正面に見える山が高天神城跡だ
桜はまだ4分咲きだろうか
出店の通りを抜けると参道だ
電柱の奥に杖用の棒が置かれていて自由に使って良い
すぐに階段に変わる
そして、とにかく登る
階段の途中に井戸がある
しめ縄の下が井戸
岩からしみ出る水だそうだ
岩井戸を通り越せばもう少し
地味な階段(絵)が続く
突き当りで二手に分かれる
神社は右側なので右に進む
そしてまた、階段を登る、狛犬がいるぞ
足がフラフラになってきた
登った所にまた井戸がある
実は子供の頃、親に連れられて高天神社例祭に来たことがある
そのとき、この井戸の説明をしてくれた
「この井戸は、敵に攻められたときお城のお姫様が飛び込んだ井戸なんだよ」
「へぇー」
これと同じ説明を息子にしてやろうと思った
しかし、説明書きには一言もそんな事は書いていなかった・・・
30年以上信じていたのに・・・
高天神城合戦の慰霊碑
神社までさらに階段を登る
1年分くらい階段を登った気分だ
戦国当時は階段など整備されていなかったらしい
どんだけ足腰が強いのだ
高天神社
お城が廃城になった後は高天神社がこの辺りのシンボルとなっていたに違いない
神社、南側からは太平洋が見える
北から武田軍が攻めて来たときも山頂から確認できたのだろうか
神社の奥には展望台がある
展望台に行くまでの道も険しい
先程、二手に分かれた所に戻って反対側に行ってみる
画像では分かりにくいが
石が地面に埋めてあり飛び出している
とても歩きにくい
敵の侵攻を遅らせるためなのか
ここでまた道が分かれる
本丸跡がある左へ向かう
御前曲輪跡
太平洋戦争前に模擬天守が建てられたようだがカミナリで焼失
コンクリートの土台のみ残る
本丸跡
現在は本丸の痕跡は残っていない
説明板が斜めになっていて哀愁が漂っている
祭り以外の時は人も少なく寂しそうな感じである
火縄銃演舞
とても風が強かったのですが無事発射されていました
火縄銃は準備に時間がかかりますね
的が置いてありますが、特別狙ってないと言う
「???」な演舞でした
一斉射撃
最後に
麓に下った頃には足が「産まれたての子鹿」のようにプルプルしていた
余談だが、掛川市は
トシ、サッカーすきか?
でお馴染み
漫画「シュート!」の舞台でもある
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キャプテン翼と並び人気のサッカー漫画だ
30〜40代ならばご存知では?
さらに高天神城あるの土方(旧大東町)は、とてものどかな所で
田んぼ、畑、山に囲まれた地です
戦国期、武田軍にとっては駿河、遠江、侵攻の重要な拠点だったと思われます
ただ残念なことに 信玄公祭りに比べ、このお祭りは全国的に知名度は低く
見物客の車のナンバーを見ても、ほとんどが浜松ナンバーでした
戦国最強とも言われた「武田家」、後の天下取り「徳川家」が
激戦を繰り広げた高天神城跡、当時を想いながら登頂してみてはいかかでしょう