数日前、仕事で翌日の配送の打ち合わせをしていました
そこへ荷主のお偉いさんが通りかかり、こんな事を言われました
「集まって喋らないで!」
「密」が禁止です
人と2メートル以上離れろと言います
ミーティングもまともにできません
こんな時代が来るなんて思ってもいませんでした
先日、衝撃的なニュースが飛び込んできました
「志村けん、コロナウイルス陽性」
今でこそ「お笑い=吉本」のイメージがあります
しかし、わたしのが子供の頃は全然違いました
ドリフターズを筆頭に「欽ちゃん」や「ひょうきん族」など、今では大御所と言われる人達が体を張っていたのです
中でもドリフターズは、異色だと思います
ザ・ドリフターズ
ドリフターズはバンドでコントグループ
メンバーの荒井注が脱退した後加入したのが、付き人だった志村けんでした
バンドの時の担当は、
いかりや長介(ベース)
加藤茶(ドラムス、ボーカル)
高木ブー(ギター、キーボード)
仲本工事(ギター、ボーカル)
志村けん(ギター)
コントの時の担当は、
いかりや長介(ツッコミ)
加藤茶(ボケ)
高木ブー(ボケ)
仲本工事(ボケ)
志村けん(ボケ)
大ベテランになったあとも、志村けんがドリフターズでコントをしていると若手に見えました
志村けんの凄さ
お笑いの好みは人それぞれあります
わたしは、
「ドリフターズ」
⇩⇩⇩⇩
「加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ」
⇩⇩⇩⇩
「志村けんのだいじょうぶだぁ」
「志村けんのバカ殿様」
と、志村けんの全盛期を見て育った世代なのです
その中で思うのが、志村けんは「役を演じる」のではなく「役が憑依」していると感じました
おじいさんを演じればおじいさんに見え、子供を演じると子供に見えていたのです
志村けんのだいじょうぶだぁ 飯はまだか、そこはトイレじゃない
ヤク中の田代まさしも志村ファミリーでしたね
ドリフターズ加入した当初は、ウケなくて悩んだ時期もあったそうです
爆笑コント ドリフの女性週刊誌は明日発売! ザ・ドリフターズ名作
爆笑コント ドリフのアパートは上を下への大騒ぎ ザ・ドリフターズ名作
同い年で同じ時期に売れた、志村けんとビートたけし
数年前、大物二人のコント番組が放送されていました
1年ほどで終了してしまいましたが、お笑い以外の一面も見せてくれました
志村けんが三味線をひき、ビートたけしがタップダンスでコラボします
最後に
初の主演映画も決まっていた中での病
降板と言う事ですが、悔やんでも悔やみきれないと思います
そもそも、本人の意思で降板できたのかも疑問に感じます
晩年のいかりや長介さんは、役者としても活躍されていました
憑依芸の志村けんさんも、役者として成功したに違いありません
司会を務める、「天才!志村どうぶつえん」も、今では長寿です
若い人は、志村けんが芸人とは、知らないかもしれませんね
コロナウイルスなど「だいじょうぶだぁ」と、打ち勝ち、コントだけではなく、俳優「志村けん」としても活躍して頂きたいです
3/30追記
週明けの月曜日、さらに衝撃的なニュースが飛び込んできました
志村けんさん、コロナウイルス陽性が判明して、わずか1週間で帰らぬ人となってしまいました
世の中には悪いヤツなんて沢山います
それなのに、なぜ世の中を笑顔にしてくれた人の命が奪われるのか?
悲しすぎます
正直、コロナウイルスで何万人死亡と言われても実感がわきにくいです
しかし、志村けんさんが亡くなったと聞き、自分も含め今まで新型コロナウイルスが他人事だと思っていた人も、身近に恐怖を感じる機会になるのではないでしょうか