こんにちは
現在も忍者は実在するのか、確かめに行ったのです
(新名神高速道路 土山PA)
滋賀県はたまに琵琶湖方面へ遊びに行きますが山間部方面はほとんど行った事がありません
関係ない話ですが、「東名阪自動車道」と「西名阪自動車道」は繋がって
「名阪高速」になるのかと思っていましたが「名阪国道」のままなのですね
甲南で降ります
高速降りても周辺には何もありません
道路は整備されていますが伊賀とは違い寂しい山の中です
グーグルマップで確認するといくつか「甲賀忍者」にまつわる施設がいくつか確認できます
甲賀流忍者屋敷
地図を見ると高速降りてすぐの場所なのでこちらを目指します
真ん中にある白い看板が案内板
とても地味な案内
こんな普通の住宅街に本当にあるだろうか
期待感0
そもそも伊賀のように「忍者ですよ〜」と大々的に言っているよりは
こちらの方が溶け込んでいて本来の忍者らしいかもしれない
そんな事を考えながら進んでいるとついに屋敷の全貌があきらかになった
入館料
大人 600円
小人 400円
このお屋敷は約300年前の江戸時代に建てられた、本物の忍者屋敷だそうです
移築もせず当時のまま現存しているのは国内でここのみ
歴史マニアにはたまらない建物です
お城でいう、現存天守と同じくらい貴重なのではないか
1階
入館したら居間でくつろぎます
甲賀忍者が飲んでいたと言うお茶が飲み放題
紙コップとヤカンが置いてあるので適当に頂く
こちらの施設は自由見学なので見たい所を適当に見ていく
先程の部屋の裏側は真っ暗だ
落とし穴がある
右手側が「どんでん返し」となっていて、わざとそこから逃げる
そこを追ってきた敵を「落とし穴」に落とす仕掛けだ
天井を見上げると忍者が潜んでいる
2階
雰囲気のある階段だ
狭い空間で実質、中2階だと思う
敵が来たら音がなるシステム
セキュリティも問題ない
刀を振り回せないようにわざと天井を低くしてあるそうだ
すぐさま小窓から下を確認
万が一、敵がだった場合は
いつでも攻撃できるように潜むのだ
3階
屋根裏になるのだろうか
薄暗くて何もない広い空間だ
奥に1階へ降りれる、縄梯子が搭載されている
その他
忍者の装備品
忍者の薬草
こいつは、ほしい…
甲賀忍者の説明
すべてセルフサービスなので説明はない
読みたければ読む、体験したければする
入館したら最低限のルールを守れば好きにして良さそうだ
甲賀の里 忍術村
(イメージ画)
まとめ
「伊賀」と「甲賀」実は山を挟んで隣合わせである
呼び方は違えど全国に「忍び」は存在したのだが、何故この2大勢力がここまで有名になったのか?
やはり1番は東海道沿いと言う土地が関係しているのではないか
「信長」「秀吉」「家康」は3人とも愛知県民だ
当時は愛知から京都へ行く際、鈴鹿峠を超え伊賀甲賀を通る事になる
その結果、嫌でも3大巨頭と関わる事となり、全国的に名が知れ渡った
面白いのは一方は街を上げて「忍者」を全面に押し出しているのに対し
片や一方は出来るだけ目立たない様に個人レベルで地味に感じた
そもそも「忍者」は目立っては行けない
甲賀忍者は横並びの関係で目立つのは良くないとされていたらしい
そもそも伊賀忍者と甲賀忍者では組織のあり方も随分違ったようだ
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今回、甲賀の検証では「忍者」は確認できなかった
しかしながら伊賀と違い目立たない様に町人になりすましているのかもしれない
若くて美人な「くの一」を期待していただけに少しテンションが下がりつつ帰路へついた
以上「レキシの証人」 兎山草井(うさんくさい)でした
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