神出鬼没、まっさんです
野暮用で千葉県から愛媛県にやってきました
時間がかかったのは移動だけで野暮用はすぐに終わりました
わずかですがフリータイムができたので観光します
偶然見つけたのが、道の駅にある銅山跡でした
道の駅 マイントピア別子
マイントピア別子は別子銅山最後の採鉱本部跡地を利用した鉱山のテーマパーク。日本初の山岳鉱山専用鉄道を復元した鉱山鉄道と観光坑道、炭酸泉・酸素泉の露天風呂や岩盤浴が楽しめる温浴施設「別子温泉~天空の湯~」、屋内型子ども用遊戯施設「あかがねキッズパーク」などがあります
おそらく、世の中の大半の人が鉱山のテーマパークには興味が湧かないと思います
わたしも実は銅山に興味がありません
お風呂に入りたくて訪れました
別子温泉「天空の湯」
これは景色が良さそうだと、期待して入ります
が、しかし見えるのは初老達の竿と玉だけでした
温泉に入ると、どっと疲れがでます
食事をしながら休憩しました
「太鼓うどん」です
香川ではなく、まさかの愛媛でうどんを食べました
お祭りの山車をイメージしている
味は普通のうどんです
こちらが子供用の屋内遊戯施設
平日のためか空いていました
こちらも有料施設です
露天風呂で景色が見れず、このままでは不完全燃焼だったので銅山も見学する事にしました
別子銅山
別子銅山(べっしどうざん)は、愛媛県新井浜市の山麓部にあった銅山。1690年に発見され、翌年から1973年までの282年間に約70万トンの銅を産出し、日本の貿易や近代化に寄与した。一貫して住友家が経営し(閉山時は住友金属鉱山)、関連事業を興すことで発展を続け、住友が日本を代表する巨大財閥となる礎となった。wikipediaより
昭和まで銅を産出していたのですね
鉱山は興味がないですが、「住友」の原点だと思うと面白いです
愛媛県は松山に行きたかったのですが、松山は諦めて銅山で一攫千金を狙う事にしました
鉱山鉄道が復元され、先程の建屋から5分程度で鉱山跡まで移動できます
往復1300円、高い安いはアナタ次第
乗客はわたしを含めて4人
「オッサンが一人で何してるんだ?」そんな心の声が聞こえてきます
辺りを見渡すと大自然だ
鉄道駅を出て徒歩数分で坑道入口です
薄暗く、お化け屋敷みたいだ
うちの子だったら号泣して「帰りたい」と言いそう
別子で取れる、鉱石?が展示されている
ここから「江戸ゾーン」で江戸時代の鉱山の日常を知る事ができる
電気もない時代、サザエの貝殻で作ったランプで坑内へ入ったそうです
採掘は全て手作業
鉱石を採ると、湧き水が溜まる
その為、手動ポンプで水を汲み上げたようです
入口付近に男女共用浴場があった
これはたまらんですな
無駄に長風呂してしまいそう
砕女と呼ばれる人達が鉱石を細かく砕いた
銅の精錬所
ここで不純物を取り除き強度が増します
江戸時代、鉱山のトランスポーター
山役人の勘定
神社もあります
最後に全てをまとめたジオラマが!
これだけでも良いかも
爆風の抜け穴がありました
上に向かって穴が掘られています
ここから子供向け体験ゾーン
遊具や体験コーナーが豊富にあった
オッサン一人で、体験する勇気は持ち合わせていない
そのまま鉱山鉄道で戻りました
実はこれだけではない
今回は行かなかったが、マイントピア別子には「東平ゾーン」がある
マイントピア別子東平(とうなる)ゾーンは、市内の中心部から車で約45分、標高約750mの山中の「東平」と呼ばれる地域にあります。
東平は、大正5年から昭和5年までの間、別子銅山の採鉱本部が置かれた所で、地中深くから掘り出された銅の鉱石を坑内電車で東平まで運搬し、そこで選鉱した後、貯鉱庫に貯め、索道を利用して、現在のマイントピア別子(端出場ゾーン)のある端出場へと輸送していた中継所となっていたところです。
最盛期には、社員・家族を含めて約5,000人が周辺の社宅で共同生活する鉱山町でもあり、病院や小学校、郵便局、生協、プール、娯楽場、接待館などの施設も整備され、一時期の別子銅山の中心地として賑わっていました。
当時の施設の多くは取り壊され、植林によって自然に還っていますが、貯鉱庫、索道基地、変電所、第三通洞、保安本部などの鉱山関連施設の一部が風化の痕跡を残しつつ現存し、中でも重厚な花崗岩造りの索道基地跡の石積みは、東平の産業遺産観光の目玉となっています。
実はこの「東平」が東洋のマチュピチュと称されている
こういうの大好物です
最初からこちらを目指せばよかった
しかし、ここから車で25分、見学で1時間、戻るのに25分と約2時間必要だ
そこまでの体力残っていなかった
最後に
想像以上に大規模な施設「マイントピア別子」いかがでしたか?
マイントピアは「鉱山」を意味するマインとユートピアをかけ合わせた造語だそうです
別子銅山は子供より大人向けの観光地でしょう
小さい子供には難しすぎます
様々な体験コーナーもあるが、全て令和の時代には弱い気がした
元々、観光ではなく仕事で愛媛に訪れたので下調べをしてないなかった
愛媛と言えば、「松山城」「道後温泉」が思い浮かぶが、まだまだ知らない観光地がいっぱいあると思った
今度はゆっくり、松山と合わせて訪れたい
愛媛観光サイトの東平(東洋のマチュピチュ)画像↓