旅する、マッサンです
中国旅行記の続きでございます
首都北京は中国の中で、最も世界遺産が多いのです
そして、その世界遺産を巡ってまいりました
「紫禁城」や「万里の長城」は中国でも有名な世界遺産です
今回、訪れたのは中国へ来て初めて存在を知った世界遺産でした
頤和園(いわえん)
頤和園は北京市にある世界遺産です
1750年に崇慶皇太后の還暦を祝い、息子の乾隆帝が頤和園の前身となる清猪園を造った
しかし、1860年に第2次アヘン戦争で英仏の軍隊により消失してしまった
その後、1884年〜1895年にかけて西太后の隠居後の居所とすべく、光緖帝の命により再建された
簡単に言うと、皇帝が造らせた西太后の別荘でしょうか
入園料を適当にお支払いください
全体図です
図を見てもらうと、中国大陸の地図を見ている様な気分になります
さらに左下の全体図なんて世界地図のようだ
それもそのはず、たたでさえ広い紫禁城の、さらに4倍の広さだそうです
これは庭で迷子になります
とにかくスケールの大きい中国
覚悟を決めて突入します
昆明湖
地図にも載っていた湖、「昆明湖」が見えます
左奥に見える島も園内です
日本庭園も良いですが、中国の皇室庭園「頤和園」の景色はスケールが違いました
こちらの湖は深さは1,5〜3mあり、なんと人工で掘られたそうです
楽寿堂、西太后の部屋
縁起が良いとされる鶴や鹿の銅像が建っています
西太后は広大な庭を作る事により、人々に仕事を与えていたと言います
長廊
長さ728メートル、ギネスブックにも掲載されているそうです
長すぎて先は見えません
梁には花鳥画、風景画、歴史画など14000枚以上も描かれています
廊下から、昆明湖の景色
湖の反対側は川が流れている
おそらく、この川も人工だろう
時間の関係で廊下を渡らず引き返しました
昆明湖と建物のコラボレーション
この廊下には窓枠にガラスが張られており、絵が描かれている
窓を1つずつ覗いてみます
このように歩くたびに景色が変わっていきます
とても優雅で面白い発想ですね
最後に
紫禁城を遥かに凌ぐ広さの「頤和園」
日本の皇居の2倍以上、西太后もきっと迷子になったはず
中国へ来てからスケールの大きさに驚いてばかりです
ガイドさんは弁明していましたが悪女と言われ、権力をアピールしたかったのか、謙虚とは程遠い西太后だと思いました
あまりにも広すぎるため、見学できたのは、わずか1割程度です
全て見て回るのは2〜3日は必要でしょう
観光客はとても多く、迷子に注意してください
狭い道は渋滞していました
そして冬は寒さ対策も万全で訪れてください