私の仕事は運送業です。
毎日、仕事中にトラックで走っていると、色々な物が目に付きます。
静岡県にSLで有名な大井川鐵道の本拠地「島田市」があります。
そこで気になるスポットが目に付いたので実際に訪れてみました。
新東名島田金谷IC横にオープンした緑茶・農業・観光の体験型フードパーク「KADODE OOIGAWA(かどでおおいがわ)」です。
また、併設して大井川鐵道新駅「門出(かどで)駅」も同時に開業しました。
大井川鐵道大井川本線の新駅は1985年に開業した、日切駅以来だそうです。
この大井川鐵道は名前の通り、大井川沿いに鉄道が敷かれています。
現在、リニア中央新幹線の工事が止まっている部分も、この大井川の起点になります。
静岡県側はトンネルを掘る事により、川の水が枯れ果て生態系が崩れる恐れがあると考えています。
それはさておき、本題に戻ります。
KADODE OOIGAWA
まずは新駅の「門出駅」がある、レストラン棟です。
大井川沿いのスポットが紹介されています。
レストランだけではなく、お土産も売っていました。
併設する新駅の門出駅です。
数年ぶりの新駅ですが無人駅。
ちなみにトーマスなどのSLは急行列車扱いなので、門出駅は通過します。
探索していくとSLの展示がありました。
こちらの車両は福島、三重、と経由して、最後に静岡へ来たそうです。
大井川鐵道で活躍した後に、部品取り車両として放置されていました。
今回、展示の為にレストアし、当時の姿を取り戻したのです。
右側がレストア前の画像⇩
こちらは道路挟んで、対側のマルシェ館。
地元で取れた野菜、肉、魚介類など、種類が豊富です。
特にマグロの水揚げ日本一の焼津港が近いので、魚介類は新鮮でしょう。
お寿司も売っていました。
しかし、全体的に割高感が否めない。
何も買わずに通過します。
KADODE OOIGAWA最大の目玉はこちらになります。
島田市などの静岡中部地方は緑茶の一大産地です。
地の利を活かして、何と16種類の緑茶を飲む事ができます。
コーヒーは種類が多くて当たり前ですが、緑茶の種類がここまで豊富なのは初めてです。
甘くて、まろやかなものが飲みたい時は、「ka」
渋くて、香ばしいものならば「Chi」など、
自分の好みで細かくチョイスして飲む事ができます。
専用ボトル+一杯で5百円。
一度、ボトルを購入すれば使いまわしでき次回から2百円です。
緑茶好きな私ですから、飲まない訳にはいきません。
1番渋い「Ni」にします。「渋い」「苦い」緑茶が大好きなのです。
種類によってお湯を淹れる場所が違います。
茶葉によって温度が違うのです。
「自分で淹れる緑茶体験」と書いてありますが、皆さん家で飲まないのでしょうか。
普段から急須でお茶を淹れているので、新鮮さはありません。
実際に飲んでみましたが、確かに「渋い」
自分の好みの渋みでした。
しかし、2百円払ってリピートするか?と言われればNOですね。
お腹タプンタプンです。
1番楽しみにしていたのが子供の遊び場でした。
その名も「ちゃめっけ」
体を使った遊びができそうです。
ところが、まさかの時間制。
コロナ対策なのか、入室時間が決まっています。
おまけに有料だったので、あっさり諦めました。
KADODE OOIGAWAまとめ
おそらく、何年も前から計画して、満を持しての開業。
ところが、コロナ禍と言う想定外の事態が起きた中でのオープンとなりました。
この辺りは、トーマスが運行される夏と冬は元々観光客が多いです。
新東名高速道路のICが真横にある好立地ですので、お客さんは黙っていても来るでしょう。
茶葉を何かする体験もあるそうです。
何をするのかは、体験してみないとわかりません。
体験はリピートが難しそうです。
食べ物も豊富で地元で有名なラーメン屋さんや、抹茶やSLのソフトクリームなど変り種もありました。
16種類の緑茶の違いは、緑茶好き静岡人ならば分かるかもしれませんが、世の中のほとんどの人がコーヒー派ではないでしょうか?
「あまみ」と「まろやか」なんて、変わらない気がする。
初めて訪れましたが、残念な事に全体的に割高と感じました。
観光客向けだと思いますが、地元でも子供と気軽に行ける利用しやすい施設を目指してもらいたいですね。