こんにちは
平たい民族、旅するまっさんです
数年前、5泊7日でイタリアへ行って参りました
スペインは出発の日本から帰りの日本まで添乗員さんが同行のツアー
今回イタリアは少しでも旅費を浮かせるために、ホテルと航空券以外は個人で手配しました
成田空港からイタリア、ミラノまで、約12時間
さらに国内線に乗り換え、首都ローマへ向かいました
ローマへ到着したのは夜間、空港からホテルまでハイヤーを手配したはずでしたが、どこを探してもいない
ハイヤーの代理店の窓口を見つけ、受付の女性に印刷した紙を見せる
「○△□◇○△□◇!」
イタリア語で何かを言っているが、わからない
そして、業務を終えシャッターを下げ女性は帰っていった
もはや待つしかない
…30分ほど待っただろうか
中肉中背の男性がローマ字でわたしの名前を画用紙に描いて現れた
「○△□◇○△□◇!」
イタリア語で何かを言っている
言い訳をしているように感じた
しかし、こちらが言葉を喋れない事を悟った様で、急に無口になった
到着して早々、途方に暮れたが無事にホテルまでついた
ヨーロッパはチップ文化なので1〜2€ほど渡してハイヤーとはサヨナラした
ホテルからの景色
今回はこのホテルに5泊してローマを起点に観光する
長い空の旅の後にハイヤーのドキドキを味わった為、疲れきっていた
観光は明日からなのでホテルについてそのまま寝てしまった
翌日、ローマテルミニ駅発の日本人向けオプションツアーを予約しておいた
駅発ツアーですが、乗るのはバスです
平たい民族が集まりバスが出発
30分ほどでバスを降りる
向かうのは、右側に見える壁の向こう側
世界一小さい国家がある
バチカン市国
イタリアのローマ内にある世界最小の国家バチカン
カトリック教会の総本山でローマ教皇の住む国である
バチカン全域が世界遺産なのだ
ローマからはパスポートなしで入る事ができる
サン・ピエトロ大聖堂〜バチカン美術館
正面に見えるドームがサン・ピエトロ大聖堂
この様に世界中から来た観光客がガイドさんに案内されている
おそらく、大聖堂からの景色
肝心な大聖堂の中の画像が見当たらない
赤い服の団体は修学旅行だろうか
ここからは美術館
契約の箱風の箱だ
数多くの彫刻もあった
絵画
ガイドさんが絵の説明をしてくれたが残念ながら覚えていない
観光客だらけで寿司詰め状態
写真を撮るのが精一杯だった
カトリックの総本山なだけあって宗教画が多い
右下の写真を撮っている人の頭と絵を比べてもらうと絵の巨大さがわかると思います
宗教画は元々、字が読めない人達のために聖書の場面を絵にしたそうだ
昔の人は絵を見て聖書を学んだのだ
こちらは絵ではなく「タペストリーの間」 と言って沢山のタペストリーが飾ってある
光に弱いため、薄暗い
いったい何年前の物だろうか…
スペインではイスラーム時代の建物の装飾が圧巻だった
イタリアでは天井や壁にまでびっしりと描かれている絵に驚いた
やはり画家は上を向きながら描くのだろうか
首が痛くなりそうだ
この美術館観光の中の一部で「システィーナ礼拝堂」へ行った
そこにはミケランジェロの有名な作品「最後の審判」ある
(画はイメージです)
撮影禁止だったのか、写真がなかった
バチカンオプションツアーはこのまま流れ解散になります
そのまま歩いてローマ市内へ戻る
バチカンを出るとすぐにお城が見えてくる
サンタンジェロ城
西暦135年にローマ帝国のハドリアヌスが建設を開始139年に完成した
14世紀以降は歴代の教皇により要塞とされ強化され、同時に牢獄や避難所として使用された
有料なので中には入らなかったが、現在は博物館だそうだ
映画「ローマの休日」のロケ地でもあるようで城の前では沢山の人が記念撮影をしたり雰囲気を楽しんでいる
不思議な事に自分も西洋人な気分になってくる
鏡を見るまでは…
イタリアで驚いた事
最初にも言いましたがイタリアへ到着したのが夜でした
そこからハイヤーで空港からローマ市内へ移動したのですが
その途中、ローマ郊外を通過している時、辺りが暗い中50〜100m間隔で女性が立っていました
(画はイメージ)
服装はかなりキワドく、下着の用な服にベリーショートなスカート
後から調べてわかりましたが、彼女達は「たちんぼ」と言われる売春婦でした
イタリアは表向きでは日本と同じく売春は禁止されています
しかし、個人の自由恋愛と称して売春が横行しているのが実態です
ローマだけでも数万人の「たちんぼ」がいて、その多くが海外から騙されて連れてこられたり、生活苦で「たちんぼ」をしているそうです
こんな事はどこの国でもある問題だとは思いますがイタリアに到着してわずか2時間ほどで「イタリア怖いな」と思ってしまいました
到着したのが昼間だったら知らなかったエピソードでした