体は大人、心は子供、迷える中年、「迷中年子男」です
自宅でDIYをやる場合、材料は木材が多いかと思います
しかし、わたしは前職で金属加工をやっておりましたのでその中でDIYに使えそうな技を皆様にお伝えするのです
先日、ネジ穴加工をお伝えしました
穴側は雌ネジになります
今回は雌ネジではなく雄ネジです
ネジ切り
ネジを切る場合、旋盤でネジ切り加工を行う他に、「ダイス」と言われる刃物を使って切ることができます
特に、ネジの規格で「Mネジ(メートルネジ)」の「ダイス」はホームセンターで売られていて簡単に手に入ります
こちらが「ダイス」です
タップと同じでサイズの刻印が打ってるので使いたいサイズを確認して使用します
M5のネジならばΦ5の丸棒、M8ならばΦ8の丸棒を用意します
この様に専用の工具で使用してください
丸棒なので三つ目チャックなどでしっかり固定しないと上手くネジを切れません
やり方は、「タップ」と同じ様な感じです
ネジを修復する
ネジ穴と同じ様に、ネジ部がサビていたり潰れてしまって、穴にネジが入っていかない場合、こちらも「ダイス」を通せば、ある程度修復する事ができます
ネジを切る事はないかもしれませんが修復ならば使うシーンがあるかと思います
頭の片隅にでも入れておいてもらえれば、いつか役に立つ時がくるかも
しかし、山が無くなってしまった物の修復はむずかしい
画像のネジ部は山が無くなっているのでダイスでは修復不可
ネジの頭がナメてしまった
ネジを緩める際、固かったりネジがサビていたり、頭をナメてしまった事が一度はあるはず
特に、プラスのドライバーはサイズがあっていない物を使い、ナメてしまう事が多い
ネジのトラブルで1番多いのも「頭のナメ」ではないでしょうか
この場合、外し方はいくつかあります
その中でも簡単に外せるのがこちら
ネジザウルス
一見、普通のペンチに見えますが先端が特殊構造になっていてネジの頭を掴む事ができるのです
この様にボタンネジなどもガッツリ掴めます
家に1つだけでもあれば、とても便利だと思います
最後に
物と物を繋ぐには欠かせない「ネジ」
しかし、時間が経てば必ず劣化していきます
特にサビている場合はCUREの潤滑剤「CRC5-56」などを拭いてから作業するようにしてください
「ダイス」も安物だとすぐに刃が欠けてしまいます
欠けてしまうと治りません、使い捨てです
真面目な話は蕁麻疹が出てくるので、これにて失礼