この度、ボディセラピストに弟子入りしました。
実際に店舗で施術するには、講習を受けなければなりません。
最初の講習では首から足までの揉みほぐしです。
前回の復習もかねてポイントをまとめていきます。
指圧のポイント
指圧にはいくつかポイントがあります。
ポイントを守らないと、手を痛めたり、お客さんにも不快を与えることになります。
骨を押さない
骨を押すと押された側は不快に感じます。
手でさり気なくさぐって、骨の位置を確認します。
手の力で押さない
指圧はその言葉通り、圧を入れることが重要です。
手の力ではなく、なるべく手を伸ばし、体重を乗せて、沈み込ませます。
圧を入れて持続する
指圧は押すだけでは不完全燃焼に感じます。
押したあとは数秒間キープすることが大事です。
骨のキワが気持ちいい
骨を押されると不快に感じますが、骨と筋肉のキワは気持ちが良いです。
背骨なんかは、人によって分かりにくいため探してしまいます。
これを手探りせず、上手にキワを探せると、施術も上手に感じます。
大きい筋肉は手の平で押す
背中や肩などは指圧で良いですが、足やお尻など大きめの筋肉は、手の平で押します。点ではなく面で圧をかけるのです。
この他にも、前腕や肘を使ったり、いくつか小技があります。
頭で覚えるよりも実践
言葉で説明されるよりも実際に施術する方が覚えが早いです。
従業員の方にモデルになってもらい、ひたすら反復練習をしました。
ある程度、流れが分かってきた所で、タイマーで時間計り、施術時間の調整していきます。
施術は時間別のコースなので、早く終わりすぎても時間があまってしまいます。
逆に遅すぎると、次のお客さんにも影響が出てしまいます。
「時間に合わせて施術する」と言うことがひじょうに大事なのです。
このため講習の時から、タイマーを見るクセを付けるよう教わりました。
講習をやっていく中で師匠から、
「ますほさんは、力強いです。」
「ですが、痛がりな人には、力加減を注意したほうが良いです。」
自分で自分を施術できれば良いですが、分身でもしない限り無理です。
力加減が今後の課題となりそうです。