前回もお伝えいたしましたが、収入減り、体重だけが増えてきました。
このため副業を決意しました。
いくつか悩んだ結果、「揉みほぐし」のお店で働く事にしました。
今まで、施術してもらう側でしたが、する側に挑戦します。
研修を受ける
大型チェーン店の場合、専用の育成センターなどに出向き、研修を受けに行かなければなりません。
今回、わたしが選んだのは個人店です。
実際の店舗での研修です。
昼間は正社員で働いているので、研修は夜メインになります。
本業の影響も考えて、週に2日、受けさせてもらうことにしました。
1回の研修は最低でも3時間です。
終了まで最短で30時間ですので、10回以上は研修を受けなければなりません。
研修で覚えなければならないのは、
★全身揉みほぐし
★ヘッドマッサージ
★足つぼ
★ハンドリフレ
の4点です。
このようなリラクゼーションを目的とした施術師を、マッサージ師ではなく、ボディセラピストと呼ぶようです。
ただし、明確な決まりはなさそうです。
まずはメインである揉みほぐしを覚えていきます。
指圧の三原則
まず最初に教わるのが、「指圧の三原則」です。
指圧は、ただ、押せば良い訳ではなく、3つの原則が基本となります。
垂直圧
垂直圧は、体の面に対して垂直(90°)で加圧することです。
指が変な方向に向いていると、狙った場所に力を加えれません。
持続圧
持続圧は、一定の強さに押圧した圧を緩めず、そのまま一定時間持続する。
押圧の持続により圧が深部まで行き届きます。
個人差がありますが、2〜7秒程度、持続させるのが良いとされます。
集中
集中は、とにかく余分なことは考えず、目の前の指圧に集中することです。
迷いがあると、圧がブレて、お客さんにも伝わってしまいます。
指圧のポイント
指圧は、肘は曲げず、腕から指まで真っ直ぐにします。
指の力で押すわけではなく、自分の体を上に持っていき、体重を乗せるイメージです。
まずはこれが上手くできるようにならないと、指や手を痛めるそうです。
基本を理解し、あとは指圧ポイントを覚えていきます。
このときの注意点は「骨を押さない事」です。
骨を押されると不快に感じるのです。
あとは指圧する場所や順番を覚えます。
この「揉みほぐし」に関しては、比較的順調に研修を進めることができました。
次へと進みます。