神出鬼没、まっさんです。
コロナウイルスのおかげで県外への移動は自粛中です。
ですが、このままジッとしているのもストレスです。
いよいよアレルギーが出てきました。
(大きいの2つ目出ました)
このままでは全身にアレルギーが出てしまう。
どこか神出鬼没をしなければなりません。
そこで県内でも県外気分が味わえる、伊豆半島へ行くことにしました。
伊豆の国市
「伊豆の国市」は伊豆半島北部に位置する市です。
伊豆半島の中でも海に面していない位置にあります。
その他にも「伊豆市」「西伊豆町」「東伊豆町」「伊東市」など、紛らわしい市町村がひしめいています。
中でも伊豆の国市には世界遺産があります。
韮山反射炉
静岡県伊豆の国市韮山町中字鳴滝入268-1
反射炉の手前の施設で反射炉の歴史を学べます。
反射炉とは、分かりやすく言うと大砲など鉄の筒を製造する所です。
炉の内部の天井に熱を反射させて高い温度を作り出し、鉄を溶かしたことから、この名前がついたそうです。
そもそも何故、この様な施設を建造したのか?
アヘン戦争をきっかけに日本では列強諸国に対抗するための軍事力強化が大きな課題になった。
この事から幕府も西洋の先進技術を導入が行われる様になった。
すでに薩摩や佐賀など各藩でも導入が行われており、幕府の中では韮山代官で蘭学に通じる、「江川太郎左衛門英龍(坦庵)」 をはじめとする官僚達により、近代的な軍事技術や制度の導入が図られ始めた。
その後、ペリー来航を受け、外国から身を守るため、反射炉が築造された。
品川の台場もこの「江川太郎左衛門英龍」が責任者として築造したそうです。
この韮山反射炉は「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」として2015年に正式登録されました。
したがって韮山反射炉単体で世界遺産ではなく、国内8エリア、23資産で構成されているそうです。
全く知りませんでした。
ここから韮山反射炉の構造になります。
よくわからない
ハッキリ言って難しいです。
今まで訪れた世界遺産で1番理解できなかったです。
無料のガイドさんがいらっしゃるので任せた方が良いです。
簡単に言えばこの様な大砲を造る工場だった訳です。
こちらは復元CGになります。
反射炉はあくまでも工場の一部。
溶かした鉄を型に入れ、固めた後、水車の力を利用して錐で砲身の穴を開けたそうです。
どうせなら、その工程がみたい。
韮山反射炉まとめ
今回訪れた、「韮山反射炉」
世界で唯一、稼働して残っている反射炉だそうです。
しかしハッキリ言って地味な建造物でした。
中を見学できる訳でもなく、駐車場に到着した時点で反射炉が視界に入ってしまいます。
見るだけならお金を払う必要もないのです。
子連れやカップルには、向いていない場所だと思いました。
コアな建造物マニア、武器マニア、幕末マニアならば良さが分かるかもしれません。
国を守る為の兵器製造工場です。
韮山反射炉のデータです。
江川邸との共通券が700円。
せっかくなので、次回はこちらも訪れてみたいと思います。
静岡県民ですが、実は伊豆半島に訪れたのは初めてでした。
勝手ですが、伊豆は「混む」「渋滞」のイメージが強かったです。
実際に行ってみると、イメージ通り渋滞していました。
関東周辺のナンバーがとても多かったです。
出掛けたくてウズウズしているのは分かりますが、せめてマスクなど、最低限のマナーは守って頂きたいです。