先日、自宅に郵便物が届きました。
市町村が推奨する「B、C型肝炎検査」のお便りでした。
C型肝炎を聞いた事はありましたが、自分には関係がない物だと思っていました。
しかし、封を開け、書類に書いてる対象者を見てみると、
- 昭和60年以前に生まれた人
- 1992年以前に輸血を受けた人
- 薬物などで注射器を使い回しした人
- 入れ墨を入れている人
- 一度も検査を受けたことがない人
と書かれていました。
40歳以上で、検査を一度も受けた事がなければ、一度に限り行政が検査費用を負担してくれるようです。
わたしは真面目に生きてきました。
しかし、5項目中2項目当てはまりました。
さらに、
「肝炎検査は一生に一度は、必ず受けてください」
と強めに記載されています。
無償で受けれるならば、せっかくなので受けてみる事にしました。
しかし、一つ疑問が残ります。そもそもC型肝炎って何でしたっけ?
C型肝炎とは?
C型肝炎の言葉は良く耳にしますが、過去の物だと思っていました。
ましてや、自分が検査対象に該当するとは思ってもいませんでした。
ところで肝炎とは、どんな病気なのか?
何らかの原因により肝臓に炎症が生じる疾患。
症状が出にくいのが特徴で、炎症により肝臓の細胞が破壊され、肝臓の機能が次第に低下していきます。
肝炎の原因として最も多いものは、ウイルスの感染によって肝臓に炎症が起こる「ウイルス性肝炎」です。
肝炎の原因となるウイルスは、主にA・B・C・E型の4種類です。
良く耳にするのはC型肝炎ですが、A、B、Eもあるようです。
我々の年代は、幼少期の予防接種で注射器が使い回しされていたのか?
とにかくウイルスが原因で知らないうちに肝硬変や肝がんになるようです。
2014年頃までは、治りにくい病だったようですが、医学の進歩で適切な治療をすれば、95%以上治るそうです。
実は今回、検査を受けようと思った理由が、もう一つあります。
春に受けた健康診断で「肝機能」が再検査だったのです。
しかし、再検査は受けていません。
理由としては、時間と費用が掛かるのと、そこそこ大きい会社だと「再検査を受けるように」とうるさく言われますが、今の会社は特に言われないからです。
ただ、ウイルスとなると、家族に移す可能性があるので、念の為に受ける事にしました。
検査は簡単
検査をする前に、検査を受ける医療機関を決めます。
同封の書類に、検査を行っている医療機関の一覧表があります。
さらに医療機関によって予約の有無があります。
わたしは、予約のいらない近所の開業医さんに決めました。
あとは書類持参で訪れるだけです。
検査も血液の採取だけで、制限も特にありません。
針をブスッと刺され、スッーと血を抜くだけです。
検査結果が3〜4日後に分かるようなので、また後日訪れます。
検査結果
数日後、同じ病院を訪れました。
空いていたのですぐに呼ばれ、結果発表でした。
こちらです。
4番、「陰性」でした。
肝機能の異常はウイルス性肝炎ではない事が分かりました。
ただの飲み過ぎか?
とにかく、簡単な血液検査だけなので、まだ受けた事がない方は、ぜひ検査をしてみてください。