このたび、2021年まで住んでいた家(土地)が売れました。
大手ハウスメーカーの不動産にて仲介です。
築40年だったため、中古住宅ではなく、解体更地渡しで販売していました。
更地にするにもお金がかかりますし、固定資産税も高くなります。
ですので、基本的に売れてから解体するのです。
新築のため、中古住宅として、業者買取、など問い合わせは何度かきていましたが、契約には至りませんでした。
8ヶ月が経過した頃、話が急展開しました。
売れたのです。
自分達も含め、ほとんどの人が一度見たら検討のため一度持ち帰ります。
しかし今回の買い主さんは即決だったようです。
土地のスペック
ザックリですが土地の詳細です。
土地の広さが約181m2(55坪)
北側が市道に面しています。
この辺りの坪単価が22万〜
不動産からのアドバイスで、最初は相場通りの「1200万」で売り出しました。
ここから問い合せ件数に応じて金額を下げていきました。
1100万にまで下げた所で、ようやく契約が成立しました。
土地を売った時にかかる費用
1100万で売れたからと言って1100万が手元に残るわけではありません。
最初にも言いましたが、解体更地渡しです。
解体費用がここから引かれます。
家は軽量鉄骨造です。
解体の見積もり額が、
2200000円
さらに、両隣との境界プレートがないため、引き渡しまでに測量をやらなければなりません。こちらは不動産会社の方で手配です。
測量、滅失登記の見積もり額が、
335000円
さらに不動産、仲介手数料が(物件価格✕3%+6万)
今回の請求額が、
約400000円
さらに細かい諸費用が数万…
結局、売却金額から差し引いて、300万円以上は費用でなくなります。
残念なことに40年以上前の建築物はアスベストが使用されています。
このため解体費用がさらに上乗せされるかもしれません。
さらに買主側から値引き交渉もありました。
満額応じる事はしませんでしたが、値引きしました。
これ以上、貧乏人から吸い取らないで〜
今回は、解体更地渡しでしたが、
例えば、買主側が「リノベーションして住む」といった場合、解体費用が無くなるわけです。
しかし、この場合は解体費用分を値引きして売る事になります。
このように、土地が売れても建造物があると、思ったよりも手元に残りません。
少しガッカリです。
買い主が見つかるまで待てない場合は、手っ取り早く「業者買取」という方法があります。
しかし、この場合は相場より少し安い金額になるそうです。
我々にもこの話がきましたが、買取額は「700万ポッキリ」でした。
終わってみると、「業者買取」でも「個人」でも手取りの金額はほとんど変わらないかったです。
世の中うまくできています。
私には現在2800万の住宅ローンが残っています。
少しでも繰上返済するために日々精進です。合掌