先日、次男が誕生しました。
しかし、胎盤機能の異常が発覚し、臨月だったのにも関わらず、2000gしかありませんでした。
このような出生児を「低出生体重児」と言います。
出生時の体重により、この様に分類されます。
従って低出生体重児には極低出生体重児と超低出生体重児が含まれ、極低出生体重児には超低出生体重児が含まれる。
かつては、極低出生体重児を極小未熟児、超低出生体重児を超未熟児と呼んでいた。
(Wikipediaより)
日本では毎年、この低出生体重児が増加してます。
今では10人に1人が低出生体重児だそうです。
要因としては、若い女性のヤセや妊婦の低栄養. 低出生体重児になる要因として、母親の喫煙、飲酒、妊娠前のヤセ、妊娠中の体重増加不良などがあげれます。
ここ数年の日本人女性は、太っている事を極端に嫌がる人が多い印象です。
カロリーが「悪物」扱いです。
ちょうど良いところで体重をキープするのも大変ですけどね。
今回のうちの子の場合は、胎盤がうまく機能していないため、胎児に満足な栄養が送られていませんでした。
胎盤から栄養の流れが滞ると、まず、最重要部位である頭に栄養が集中するそうです。
そのため、頭デッカチの状態で育つのです。
2000gで生誕した息子でしたが、赤ちゃんは産まれた直後、水分を含んでいるため、一旦体重が落ちるそうです。
数日後、1800台まで落ちました。
血糖も低いと言われました。
免疫力が低いため、合併症のリスクも高いそうです。
産まれた直後から、鼻、手、足から管。
「アイーン!」をしている様に見える。
カカトが採血スポットらしくて、針の穴が沢山あり、内出血が酷い。
看護師さんに「抱っこして下さい」と言われるが、点滴とか宙ぶらりんになるので気がひける。
本当に代われるものなら代わってあげたいと思った。
その後、産まれてから5日後に鼻の管と点滴は取れました。
血糖も正常値に戻った、と言う事でした。
気になる退院ですが、
先生の最初の説明では、「2週間程度掛かると思う」と言われました。
その間、一足先に奥さんが退院した。
産前と産後合わせて10日間の入院でした。
こちら元々3週間以上の入院と言われていたので拍子抜けしました。
入院費用が10日で約90万と言われていたが、社会保険と高額医療制度で6万程度ですみました。
金銭的にはだいぶ助かりました。
しかし、母親が退院したら、今度は母乳を病院に届けなければいけません。
車で片道40分の道のりを、バイクにまたがり、ウーバーイーツかのように運びます。
運賃は出ませんけどね。
うちの子供が入院しているNICUは、24時間いつでも対応可。
家族のうち一人だけ登録でき、その人だけは1日1時間のみ、いつでも会いに行けます。
ですが、仕事が終わったあとに40分かけて会いに行き、30分〜60分の間に抱っこやおむつ替え、そしてまた40分かけて帰宅。
その頃には2〜3時間が経過しています。
結構、疲れます。毎日は無理です。
母乳は最高で4日まで冷蔵でき、4日以上経過する場合は冷凍だそうです。
トリビアが増えましたな。
そういう訳で数日分を貯めて持っていく事もできます。
幼い我が子が一人で入院生活を送っていると思うと切ないので、平日は2日に1回、会いに行くようにしました。
奥さんが入院したのは10日間だけでしたが、それだけでも有り難みが分かりました。
自分は親が近くにいるので、助けを求める事ができましたが、仕事しながら、家事育児をこなすシングルファザーやマザーがいるのです。
本当に凄いです。頭が下がります。
いよいよ次回は退院です。