ブログ名、捨てました

興味ある事が多すぎて書きたいことが定まらないので、ブログ名は捨てました

ボディセラピスト(マッサージ師)で生活していくのはむずかしい

ボディセラピストまっさんです。

と言っても副業なので、セミプロみたいな感じでしょうか。

まだまだ素人に毛が生えた程度ですが、施術後にお客様に喜んでもらえると、やり甲斐を感じます。

やり甲斐がある仕事に関わらず、在籍しているお店のスタッフは、大半がWワークです。

なぜでしょうか?

ボディセラピストに興味がある方は必見です。

 

 

 

 

収入が不安定

お店によって違いはありますが、うちのお店の場合は、個人事業主としてお店のオーナーと契約を結びます。

ですので、基本的に歩合制です。

救済措置はありますが、お客さんが来なければ、お給料がありません。

指名が取れれば指名料が追加でお給料になりますが、オジサンが指名取るには腕を上げるしかありません。

やはり、40代のオッサンと若い女性のスタッフだと、後者に分があります。

 

先日、お客さんをお部屋に案内しようとしたところ、

「スタッフ選べない?」

と聞かれ、

「今の時間は自分しか空いてません」

と、答えたところ、

「じゃあ、やめます。キャンセルで。」

と言われました。

内心、ムッキーー!となりましたが、そこは大人の対応で事なきを得ました。

予約を取ったのが女性スタッフだったので、施術もその子がやってくれると思ったのでしょう。

些細なことですが、軽く傷つきましたよ。

 

そういう事もあって、男性セラピストで月20万稼ぐのはかなり難しいとおもいます。

世の中見た目が大事です。

若いイケメンなら稼げるかもしれません。

 

個人事業主の場合、ここから国民保険や所得税、住民・市民税など支払いしなければなりません。

サラリーマンと違い、昇給(単価が上がらない)はないので数をこなすしかありません。

歩合制で本職とするのは、あまりにも不安定です。

国家資格のある柔道整復師でさえ平均年収は約367万円となっています。

正直、やり甲斐はめちゃくちゃありますが、収入が反映されないのがこの業界だと感じました。

 

 

 

 

セラピストは最終的にどうなるのか?

収入が不安定なセラピスト、行き着く先は大きく分けて3パターンあるかと思います。

 

まず一つ目が「独立」

スタッフとして腕を磨き、固定客がある程度付いたところで、

独立し、自分でお店を経営します。

落ち着くまでは、激務だと思いますが、

これが1番、収入アップが期待できそうです。

 

次が「転籍」です。

歩合から固定給のお店に転籍したり、国家資格を取得し接骨院などで治療やリハビリをできるようにします。

ボディセラピストは民間の資格はありますが、国家資格がありません。

このため、揉みほぐしのお店はあくまでも「リラクゼーション」なのです。

リラクゼーションを本業とした場合、より良い条件のお店に転籍するのは当然の流れかと思います。

 

そして最後が「閉業」

「めちゃくちゃ、やり甲斐もあるし、この仕事が好きだ!」

と感じていても、実際に家族を養い、マイホーム購入などを考えると、収入が不安定すぎます。

このため、仕事が好きだけど辞めてしまう方も多いのが現状です。

どんなにやり甲斐があっても、自分自身が生活できなければ働いている意味がないです。

 

 

 

最後に

このような職種に就く場合、副業から入る方が失敗しずらいかもしれません。

いきなり、本業にするにはあまりにも不安定です。

指も痛めます。特に親指がひどいです。

今は痛みはないですけどね。

しかし、やり甲斐はあります。

 

 

ただ、私の場合、施術するよりされる方が数倍好きですが。。