先日、寝る前に歯を磨いていたら、鏡越しに何か飛んでいるのが見えました。
ヒラヒラ〜ヒラヒラ〜
黒い物体が飛んでいる。
クロアゲハが迷い込んできた?
歯磨きを終え、先程の生物の正体を突き止めるべく、家の中を探しました。
簡単に見つける事が出来ましたが、これがまた、予想外の生物だったのでした。
コウモリだった
柱に捕まっている生物を良く見てみると、毛が生えています。
すぐにコウモリだと分かりました。
夜勤をやっていた頃に、外で飛んでいるのは見かけましたが、家に入ってきたのは初めてです。
虫取り網で簡単に捕まえる事が出来ました。
現在大流行しているコロナウイルスも、このコウモリが、原因となる病原体を保有していたとも言われます。
過去に流行した病原菌もコウモリ発祥の物が多いのです。
日本のコウモリは大丈夫と言いますが、
さすがに、直接触るのには抵抗がありました。
意外と身近な哺乳類
コウモリは夜行性のため、普段見かける事はありません。
しかし、コウモリについて調べてみると、意外と身近な生き物でした。
日本の在来種で哺乳類は100種類程度。
その中でも、コウモリは30種類以上と最も多いのです。
(小学館の図鑑NEO)
もはやコウモリ王国。
いや、コウモリジャパンと言っても過言ではありません。
多くの種類がいる中で、イエコウモリなどは建物の僅かな隙間に寝所を作ります。
民家の屋根裏にも入り込み、寝所とするので害獣として駆除されます。
コウモリは血を吸うイメージですが、実は違います。
ほとんどの種が、昆虫、或いは花、果実を食べ、血を吸うコウモリは極僅かなのです。
国内で血を吸うコウモリはいないようです。
これまでドラキュラ=コウモリのイメージでしたが、
ドラキュラ=蚊(モスキート)にかえます。
最後に
さて、今回はコウモリのお話でしたが、いかがでしょう。
ウサギやタヌキより身近な動物なのかもしれません。
コウモリは研究者が少ないらしく、現在もほとんど生態が分かっていないそうです。
これは、皆さん、狙い目ですよ。
所で、先ほど捕獲したコウモリですが…
スタッフが美味しく頂きました
(しっかりニガシマシタ)